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出版社内容情報
「なかなかわかってもらえない」は言い方の問題じゃなかった!
本質を伝える力は、ちょっとした習慣づけで磨かれる。
社会に出ると、思いもしなかった事態に直面し、上司や取引先、顧客から、いきなり論理的な答えを求められることは少なくない。
すでに得ている知識をもとに答えるのは容易いが、目の前で起こったことについて論理的に説明するのは容易ではない。そもそも「なんで?」に対して論理的に考え、答えるには、何に注意すればよいかなど、学校や家庭で教えられることはほとんどなかっただろう。
どうすれば「なぜ?」に的確に答え、自分の置かれた状況や考えを正しく伝えることができるのだろうか?
話の筋道(ロジック、あるいは論理)がしっかりつながるように考えたり、説明したりするためには、的確な言葉遣い(表現)が求められる。話の筋道がしっかりつながるように考えることを「論理的思考」とすると、その論理的思考をするための的確な言葉遣い(表現)をできる能力が「論理的言葉力」だ。
本書は、企業研修などに豊富な実績を持つ筆者が、「なぜ?」に代表される「問い」とその「答え」のやりとりを通じて論理的言葉力を磨く実践的ワークをまとめたもの。
大量の情報が日々発信されるようになった今だからこそ、様々な情報に惑わされず、論理的にしっかり考え、問題の本質をつかみ、言葉にする力を身につけることは、非常に大事なこと。また、進化し続けるAIを使いこなすには、的確な「問い」と、その「答え」の論理性のチェックができるかどうかがカギを握る。
では、(1)的確な答えを導き出したい場合は、どんな「問い」にしたらよいか、(2)その「問い」に対し、どう「答え」ていったらよいのか――幅広い企業において失敗の原因追究のときによく使われるようになった「なぜなぜ分析」の「なぜ?」を繰り返していくやり方を使って、論理的言葉力を身につけるための勘所を解説する。
【目次】
【目 次】
はじめに 考えるときに、ちゃんと表現を選んで使っていますか?
プロローグ
論理的に考えることが苦手?
「なぜ?」に始まる「問い」と「答え」で論理的思考力を磨く
「なぜなぜ分析」には様々な流儀があるが
<1>「なぜなぜ」は、論理的思考の極み
「なぜなぜ」の世界へようこそ
「なぜなぜ」とは、表現と表現とをつないでいくこと
表現を付け足すだけで、考える方向が決まる
表現を変えると、考える方向が決まる
帰納法と演繹法 両方を満たすよう、「なぜ?」を繰り返す
「なぜなぜ」ができれば、表現力も論理力も自然と身につく
<2>「なぜなぜ」の極意
極意1:何に対して「なぜ?」を切り出すか、スタートが肝心
極意2:「なぜ?」を考える前に、目的をはっきりさせる
極意3:「なぜ?」の対象をしっかり把握する
極意4:「なぜ?」を考える前に、「前提条件」を押さえる
極意5:単語ではなく、文で表現する
極意6:キーワードの入った、絵が浮かぶ文を書く
極意7:コマで区切る
極意8:文中の言葉をもとに考える
極意9:逆読みしてもつながる
極意10:「そもそも」が、思考の飛躍を防ぐ
極意11:映像を過去に巻き戻して、「なぜ?」を考える
極意12:いきさつフロー図で、映像を過去に巻き戻す
極意13:捉え方や表現のしかたで、「なぜ?」が決まる
極意14:見方を変える
極意15:並列の答えを見逃さない
極意16:目的を踏まえて、「なぜ?」を考える
極意17:事実と仮説(推論)は区別する
極意18:主観を入れずに、事実を客観的に捉える
<3>「なぜなぜ」参考事例



