出版社内容情報
通貨は信用がすべてです。この激変する経済・社会環境において「通貨に信用を刻印」するためには、何が必要なのでしょうか。「通貨に信用を刻印する」という作業は、その国、その社会の「総合力」が反映されると言ってよいでしょう。本書は、そうした「総合力」を高めるために必要な中央銀行をはじめとする関係者の取り組みを理論、歴史、実務を踏まえて説明し、10の提言を行います。
【目次】
序 章 あなたが中央銀行の政策当事者であったなら?
第1章 通貨と金融システム
第2章 中央銀行の役割
第3章 金融政策の目的
第4章 目標物価上昇率
第5章 金融政策の効果波及メカニズム
第6章 物価上昇率の決定理論
第7章 金融政策と中長期的な経済成長率
第8章 実効下限金利制約と糊代論
第9章 非伝統的金融政策の効果
第10章 非伝統的金融政策のコスト
第11章 金融政策と財政政策
第12章 財政の持続可能性の重要性
第13章 為替レートの変動
第14章 金融規制・監督
第15章 最後の貸し手
第16章 金融政策の実行プロセス
第17章 金融政策の運営原理
第18章 中央銀行の独立性の思想的基盤
第19章 中央銀行の独立性の制度設計と運用
第20章 アカウンタビリティ、透明性、コミュニケーション
第21章 組織としての中央銀行
第22章 国際通貨制度
第23章 中央銀行当座預金の付利制度
第24章 中央銀行の債務超過
第25章 デジタル通貨
第26章 今後予想される環境変化
終 章 「信用の刻印」――改善に向けた提言



