出版社内容情報
我々はいつの間にか「ほめて育てる社会」に慣れ、叱る・叱られることが本当に下手になってしまった。しかし、今後待っているのは、自分から奮起することができない人はおいていかれる残酷社会だ。叱られることがないので現状で満足してしまう人と、自分を成長させたいと努める人との差が、知らぬ間に大きくなってしまう社会である。
自分で能力を伸ばす意識が習慣化できていない人は、自分を成長させることができなくなる。そのために特に必要となる力は、レジリエンス(立ち直る力)とメタ認知が代表的なものになるだろう。どんなに自分が追い込まれても、自分から立て直す能力、また、周囲における自分の立ち位置を把握し、何をしていくべきかを意識できる力が求められる。
【目次】
第1章 「ほめられること」「ほめること」の心地よさ
第2章 ほめるばかりの環境では素質の差がもろに出る―凡人にはかえって厳しい?
第3章 「ほめ育て社会」はだれに都合がいいのか
第4章 「ほめ育て社会」では自己コントロール力のある人間しか生き抜けない
第5章 ゆるい会社に危機感を抱く若者たち
第6章 予測のつかない社会を生き抜く力
内容説明
学校でも、家庭でも、職場でも、叱られたり厳しいことを言われたりせず、絶えずほめてもらえる「ほめ育て社会」。しかし、心地よくなるだけで、自分の成長に結びつくのだろうか。現状に満足するものはおいていかれる、厳しい社会と言えるのではないか。そんな残酷な社会の実態を説き明かす。
目次
第1章 「ほめられること」「ほめること」の心地よさ
第2章 ほめるばかりの環境では素質の差がもろに出る―凡人にはかえって厳しい?
第3章 「ほめ育て社会」はだれに都合がいいのか
第4章 「ほめ育て社会」では自己コントロール力のある人間しか生き抜けない
第5章 ゆるい会社に危機感を抱く若者たち
第6章 予測のつかない社会を生き抜く力
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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