プラットフォームに正義を託せるか―「コンテンツ・モデレーション」の最前線

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プラットフォームに正義を託せるか―「コンテンツ・モデレーション」の最前線

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296125524
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

SNS・動画プラットフォームを舞台にした「コンテンツ・モデレーション」(情報の選別や削除)の現状を、
情報法の第一人者が平易に解説。これからの社会に必要なネット上の法制度についても展望する。
ビジネスやプライベートでSNSを使う人、必携の一冊。
(以上を太字に)
私たちは日々、XやYouTubeをはじめとするネット上の媒体を通じ、誰かが選び、排除したネット情報を視聴しています。ネット上に流れるこうしたさまざまな情報は、どのような基準で選別されているのでしょうか。SNSや動画コンテンツが情報の主戦場となった現代、タイムラインに表示されるニュース、レコメンドに流れてくる動画などを提供するプラットフォームの社会への影響力は、ますます強まっています。
本書の主題となる「コンテンツ・モデレーション」とは、オンライン上の投稿や動画を選別したり、削除・非表示にしたりするプロセスのこと。そこには政府による規制とイノベーション、企業の利益と公共性、言論の自由と社会的秩序など、複雑な価値の対立が拮抗しています。
本書では、EU・アメリカ・日本という三つの地域でそれぞれ大きく異なる「コンテンツ・モデレーション」の知られざる現状を、法規制や「言論の自由」に対する考え方の違いも含め、情報法の第一人者が、平易に解説。さらに、これからの日本がとるべき法制度についても展望します。
【はじめに】より
情報は現代社会の生命線です。プラットフォームを通じて届けられる情報は、今後ますます重要になってくるでしょう。誰がどのようなルールを定めるかによって、社会のあり方も大きく変わるかもしれません。一方、「現代の言論統制」ともいえる「コンテンツ・モデレーション」を、誰がどのようにコントロールするのかについては、どの国もまだ試行錯誤の状態です。
 プラットフォームの問題はプラットフォーム上のコンテンツをいかに適正化するか、ということにとどまりません。実際に特定のプラットフォームを使わざるを得ない状況を考えれば、その影響力はさらに大きくなるでしょう。こうした状況に対し、プラットフォームが提供するサービスや、収集している膨大な情報について、どのようなルールを定めるべきかという問題にも注目が集まっています。
 プラットフォームに社会がどのように責任を求めていくかという問題は、インターネットを利用するすべての人に重大な影響を及ぼします。日本でこうした新しい問題への対応を検討する際には、ヨーロッパやアメリカの議論や制度がよく参照されます。しかし、この問題に対する考え方が、国や地域によって全く異なるということは、あまり知られていないのではないでしょうか。
 本書では、各国の制度の特徴とその背景を比較して、これからの日本にはどのような制度が必要なのかを、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


【目次】

はじめに
第1章 プラットフォームが言論を左右する
第2章 EUの選択──「自由」か「秩序」か
第3章 アメリカの選択──言論の自由は譲れない
第4章 模索する日本──自主規制は機能するのか
第5章 日本に必要な制度とは
第6章 規制は正義を実現できるか
おわりに

内容説明

SNSが政治を動かす時代。「法」は追いつけるのか?企業と国家の思惑がせめぎ合うデジタル空間。EU・アメリカ・日本で、なぜ規制がこれほど違うのか。言論と社会を揺さぶる「コンテンツ・モデレーション」の現状を情報法の第一人者がわかりやすく読み解き、ネット社会の新たなルールを示す。

目次

第1章 プラットフォームが言論を左右する
第2章 EUの選択―「自由」か「秩序」か
第3章 アメリカの選択―言論の自由は譲れない
第4章 模索する日本―自主規制は機能するのか
第5章 日本に必要な制度とは
第6章 規制は正義を実現できるか

著者等紹介

小向太郎[コムカイタロウ]
中央大学国際情報学部教授。1964年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、中央大学博士(法学)。情報通信総合研究所取締役・法制度研究部長、早稲田大学客員准教授、日本大学教授等を経て、2020年より現職。専門は情報法、情報通信法、サイバー法。1990年代初頭より、情報化の発展によって生じる法制度的問題の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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breguet4194q

72
プラットフォームに対するコンテンツ・モデレーション(適正化)についての一冊。「規制を強化するEU」と「表現の自由を重視するアメリカ」を比較して、プラットフォームのあり方や立ち位置を説明。両者のあるべき論が全く違うことがよくわかる。果たして日本はどうするのか?両者の良いとこ取りをすれば解決する訳ではなく、日本の状況に合わせて適切な法整備が必要だと著者は主張しています。何事においても遅れている法整備が急務。誰の責任で何を行うか、著者は警鐘を鳴らしています。正義を託すには、まだまだ時間も手間もかかりそうだ。2026/02/18

黒とかげ

1
うーん。安全なところから安全なことを言った本が面白いはずもない。ニュースが8割で作者の考えが2割では面白くなるはずもない。教科書としてならば使えるが、普通な人が読む分には空っぽすぎる。本ならば中立を装う必要もないだろうに……。2026/02/19

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