出版社内容情報
「市場に負けないこと」が唯一の勝ち筋だ──。
伝説の名著『敗者のゲーム』の著者が説く
「超シンプル」な長期投資の成功法則
◆投資への思い込みをやさしく、鮮やかに覆す
投資について「難しそう」「プロに任せたほうがいい」と思っていないだろうか。本書は、そのような思い込みをやさしく、鮮やかに覆す一冊だ。
『敗者のゲーム』の著者として知られ、世界トップクラスの機関投資家に半世紀以上にわたり経営戦略アドバイスを行ってきた伝説のコンサルタント、チャールズ・エリス。ハーバード・ビジネス・スクール、イェール大学大学院にて上級運用理論を教え、インデックスファンドの利点をいち早く世に知らしめた運用業界の思想的リーダーが、個人投資家に向けて書き下ろした、究極の投資ガイド。
◆「運用のプロに任せなければならない」は本当か?
投資の世界には根強い神話がある。「優秀なファンドマネージャーに任せれば、市場平均を上回るリターンが得られる」というものだ。しかしエリスは豊富なデータと長年の知見をもとに、この神話を完全に否定し、高額な手数料を払い続けることで、長期的にはむしろ資産が目減りするという現実を鮮やかに示す。
◆「インデックスファンド」こそ、賢い投資家の最終解
一貫して勧めるのは、低コストのインデックスファンドやETF(上場投資信託)を活用した「パッシブ投資」だ。市場に逆らわず、分散投資を徹底し、コストを最小限に抑える。この三点を守るだけで、長期的な資産形成の成功確率は劇的に高まると本書は説く。
◆老後資金が尽きることのない「引き出し戦略」とは?
退職後の資産の取り崩し方についても、エリスは重要な知恵を示す。年金受給開始のベストタイミングは? 100歳まで長生きしても資産が尽きないための「引き出し戦略」とは? 株式と債券、どちらの比重を上げる? など、老後のお金にまつわる身近な疑問に答え、老後資金を守るための具体的な方法を示す。
◆感情に流されず、時間を味方につける
投資判断を狂わせる最大の敵は、自分自身の感情だ。この本では、行動経済学者が指摘する、私たちが陥りがちな心理的バイアスを丁寧に解き明かし、市場の動きに一喜一憂せずにお金を増やすための「長期投資家としての思考法」も紹介。
シンプルかつ読みやすい構成で、投資初心者から定年間近の方まで、広く役立つ内容が満載。「もっと早く読んでおけばよかった」と思える、究極の投資の教科書。
【目次】
日本語版に寄せて
バートン・マルキールによる序文
はじめに
第1章 複利と時間の大きな力
第2章 節約と貯蓄が何より大事
第3章 投資環境は変化し続ける
第4章 素晴らしい贈り物―インデックスファンドとETF
第5章 運用手数料などのコストと税金をもっと抑えよう
第6章 行動経済学の教え
第7章 資産の全体像を把握しよう
第8章 債券に投資する理由
第9章 適切な支出計画を立てよう
第10章 年金受給を遅らせ、あと数年働こう
第11章 あなただけの長期投資計画を立てよう
おわりに
■バートン・マルキールによる序文(『ウォール街のランダム・ウォーカー』著者)
「もっと若いときに気づいていたら、退職後、お金のことでこんなに苦労せずにすんだのに」。そんな嘆きの声をよく耳にする。そして、「少しの工夫で将来豊かな生活を送れる〈簡単なガイドブック〉があればいいのに」という声も──。
幸い、投資のプロの間で「レジェンド」と呼ばれるチャールズ・エリスが、この問題を解決してくれた。この小さな本を読めば、投資に必要なすべての知識を学ぶことができ、老後に向けた資産形成を軌道に乗せることもできる。なすべきことだけでなく、誰もが犯しやすい目標達成の妨げとなる「ミスを避ける方法」も学ぶことができる。
こうしたすべてのことが、本書には面白く、わかりやすく、明快に書かれている。この小さな本をほんの数時間読めば、生涯を通じた投資目標の達成について、最も効率的なアドバイスが得られるだろう。
エリスは、退職後の資産から毎年の支出に使える額についても貴重なアドバイスを示す。それは、100歳まで長生きしても、資産が尽きるリスクを最小限に抑えるための安定した支出計画だ。そこには、私たちの年金受給額を最大限増やすためのわかりやすい方策も含まれている。
この小さな本には今すぐ実行できるお金の使い方、蓄え方、投資方法についてのアドバイスが満載だ。将来、あなたはこの本を読んでよかったと思うだろう。



