出版社内容情報
インデックスもいいけれど、株式投資の醍醐味はやっぱり個別株選びにあり!
リスクをきちんと理解して、大きな利益を手に入れよう
○個別株投資についての基本的な手法をコンパクトにまとめました。
「成長株」「割安株」の本質を理解することで、銘柄選びの王道的な知識がひととおり身につきます。
○個別株投資には「これさえ知れば必ず儲かる」という指標はありません。
どの指標や手法にも一長一短があり、それらを組み合わせる総合判断が重要です。
本書では、指標のしくみと使い方のポイントをわかりやすく説明しました。
○初心者から経験者まで、幅広い読者にお読みいただけます。
専門家のノウハウについても、難しい数式や専門用語は極力使わず、やさしく紹介しています。
○『日経マネー』の副編集長が執筆。
目先の情報に踊らされることなく、長期的に伸びる銘柄を見分ける方法を解説しました。
【本書の主な内容】
・「企業の業績が伸びれば株価は上がる」は嘘
・「フジテレビの株」急上昇の謎
・PBR(株価純資産倍率)1倍割れ=「会社を解散した方がみんな幸せ」
・「バリュートラップ(割安の罠)」を避けるには
・未来の利益なんてあてにならない
・PER(株価収益率)は便利だが、単体では使えない
・PERに騙されないために
・成長株の危機を避けるコツとは?
・成長株を見極める9つの数字 ほか
【目次】
序章 成長株と割安株は「同じもの」
第1章 「株価が割安」とは何か
-資産価値=「今すぐ会社を解散したら手に入るお金」
-事業価値=「会社が今後稼ぐ(だろう)お金」 ほか
第2章 割安株を見極める具体的な方法(PBR編)
-「フジテレビの株」急上昇の謎
-PBR1倍割れ=「会社をすぐに解散した方がみんな幸せ」
-「バリュートラップ(割安株の罠)」を避けるには ほか
第3章 「事業価値」って何?
-割引率――「未来の利益なんてあてにならない」
-DCF法――「将来の予想利益」と「割引率」で事業価値を計算
-実際の株価はどうやって決まる? ほか
第4章 割安株を見極める具体的な方法(PER編)
-PERは「便利だが、単体では使えない指標」
-PERに騙されないために ほか
第5章 成長株とは何か その危険と魅力
-2022年の悪夢。成長株と割安株の「区別」が必要な理由
-成長株の危険を避けるコツ
-成長株のパターン ほか
第6章 成長株の「本物度」を見極める具体的な方法
-「数字」は重要だが、それだけでは判断できない
-成長株を見極める数字(ROE/投資キャッシュフロー など)
-成長株は「経営者」で選ぶ ほか