内容説明
奈良・平安の昔から幕末・明治まで、城は権力者の象徴としてあまたの人間ドラマの舞台となってきた。北は五稜郭、南は首里城まで、30の名城とそこに秘された歴史を探る。読めばお城を訪れたくなる1冊!
目次
北海道 五稜郭~なぜ幕府は日本最初の西洋式城郭を築いたのか
東北 胆沢城~なぜ坂上田村麻呂は胆沢城を築いたのか
多賀城~なぜ朝廷は多賀城を東北支配の拠点としたのか
会津若松城~なぜ会津藩は一カ月もの篭城戦を戦い抜けたのか
関東 江戸城~築城当初は天守が二つあった
世田谷城~なぜ吉良家は世田谷に城を築いたのか
小田原城~なぜ小田原評定の舞台となったのか
川越城~なぜ太田道潅は川越城を築いたのか
宇都宮城~なぜ釣天井事件が起きたのか
水戸城~なぜ水戸藩主は水戸城に住まなかったのか
中部 浜松城~なぜ出世城と呼ばれたのか
上田城~なぜ家康は上田城を築いたのか
金沢城~なぜ寺院の跡地に金沢城が築かれたのか
清洲城・名古屋城~なぜ信長の死後に清洲城で会議が開かれたのか
岐阜城~なぜ江戸時代に入ると廃城となったのか
近畿 大津城~なぜ関ヶ原合戦の勝敗に影響を与えたのか
二条城~なぜ徳川家は後水尾天皇を二条城に迎えたのか
大坂城~なぜ大塩平八郎は大坂城下で挙兵したのか
千早城~なぜ楠木正成は千早城に篭もったのか
姫路城~なぜ城主の交代が頻繁だったのか〔ほか〕
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
歴史研究者。文学博士(早稲田大学)。1965年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、JR東日本「大人の休日」倶楽部のナビゲーターとして旅好きの中高年の人気を集め、NHKラジオ深夜便などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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