内容説明
古代ローマ時代から現在まで、2000年におよぶ歴史をもつキリスト教。地中海世界の「新興宗教」が、いかにして世界的な宗教になったのか?なぜ各派にわかれたのか?世界史にどのような影響を与えたのか?予備校の元世界史講師が「カノッサ事件」や「宗教戦争」など30のトピックで解説。
目次
キリスト教誕生前夜
イエスの死と復活
教えは異邦人へ
帝国の軍神
神なのか神の子なのか
立ち向かう教皇
帝国の分裂と教会の危機
教皇権と皇帝権
修道院と農業改革
カノッサ事件の勝者とは
十字軍と東西の交流
失われた過去の発見
3人の教皇
長靴を巡る戦争
パンとワインの否定から始まる〔ほか〕
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年三重県生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校の世界史講師となる。2001年に退職し、現在「漫画版 世界の歴史」シリーズ、「中国の歴史」シリーズ(以上、集英社文庫)の構成など、歴史関係の本の著作・監修を多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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