出版社内容情報
◆官から民へ。無限に広がる宇宙が「ビジネス」の場となる!
「宇宙ビジネス」とは、ロケットの打ち上げや人工衛星を活用したサービスなど、宇宙空間を活用するビジネス全般を指す言葉です。
従来の宇宙ビジネスは、ロケット製造など大型の国家プロジェクトとして行われてきたため「官主導」であり、衛星放送などユーザー産業としての宇宙利用もあったが、民需の裾野は限られていました。
ところが、2010年代以降、宇宙利用のコストが低下してきたことも後押しとなり、宇宙ビジネス市場は急速に拡大。スタートアップなどの参入により、「官主導」ではなく「民主導」で開発が進むようになってきました。
民間の参入によって新たな技術や発想が生まれ、ビジネスチャンスも広がる。宇宙開発の分野において米中露に続く日本においても、民間企業によるユニークな取り組みが増えており、今や宇宙ビジネスは今後の成長がもっとも期待される産業であるともいえます。
本書は、日本の宇宙ビジネスを取り巻く環境と課題から、ロケット製造など従来の「宇宙機器産業」、衛星データ提供などの「宇宙利用産業」、さらには宇宙保険や宇宙旅行といった新たなサービスの事例まで、監修者であるKPMGコンサルティングをはじめとする識者による解説と、企業の先端事例を通して紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いえのぶ
2
宇宙ビジネスに関る日本のプレーヤーを、ロケット、人工衛星だけに関らず、地上局、保険など多面にわたって解説している。2025/03/03
Koki Miyachi
2
今の時代、知っておくべきテーマとして宇宙ビジネスを学ぶ積りで。勉強になる内容が多い一方で、一冊丸ごとKPGMコンサルティング色に染められていて、これが本当に客観的な宇宙ビジネスの実態なのか、少々疑問が生じたのが正直なところ。お手盛り記事なのでは?という疑念が。。。2023/10/17
静岡茶
2
KPMGがまとめた日本の宇宙ビジネスのさわり紹介本。技術よりあくまでビジネス向けなので、難しい話は書かれていない2023/08/28
ふるおさ
1
日本のプレゼンスが上がって欲しい2024/05/03
くらーく
0
GDPの世界ランキングがどんどん落ちていく中、宇宙ビジネスでは、どの辺の地位を得るのでしょうか。頑張って欲しいね。2025/06/06
-
- 電子書籍
- 暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編 21 異…
-
- 電子書籍
- ジャンプSQ. 2015年11月号