出版社内容情報
◆最新のAIを駆使したソフトが、プロ棋士を打ち負かしたり、AIが関わった小説が星新一賞の第一次審査を突破したりと、AI(人工知能)という言葉を新聞で見ない日はありません。さらには、AIが金融や人事、教育などの具体的場面に登場し、ビジネスマンのみならず、一般の人の関心も高まっています。本書では、AIの全体像と世の中へのインパクトをコンパクトに解説します。
◆今回のAIブームは、正確には第3次ブームで、「深層学習」という技術がポイントになります。簡単にいうと「大量のデータからAIが自分で関係性や特徴を割り出し、判断・行動する」というもの。AIが人間の能力をこえるとされる2045年の世界を俯瞰し、AIに関する技術やそれによって起こるビジネス・生活上の変化について、いくつかの章を使って解説します。日本にとってこれからどんなチャンスがあるのかにも触れます。
◆著者は、野村総合研究所で同分野の調査にあたっているエキスパート。AIに関する類書は、その技術面にフォーカスを当てたものか、社会の変化をおどろおどろしく書いたものがほとんどで、全体像を解説したものはほとんどない状態。「話題のAIが何なのか、ざっくり知りたい」というニーズに応えます。
内容説明
最新技術を手なずける!デジタル時代の必須常識!
目次
第1章 なぜ、いまAIが注目されているのか
第2章 AIでこんなこともできるようになった
第3章 AIが変える社会
第4章 AIの未来を見据える企業たち
第5章 AIは人間の仕事を奪うのか
第6章 日本に勝機はあるのか
著者等紹介
古明地正俊[コメイチマサトシ]
野村総合研究所デジタルビジネス開発部上席研究員(執筆時)。東京工業大学大学院修士課程修了後、大手メーカーの研究部門でパターン認識の研究などに従事。2001年野村総合研究所入社。現在は(独)情報処理推進機構で『AI白書』『DX白書』などの白書事業に従事
長谷佳明[ナガヤヨシアキ]
野村総合研究所IT基盤技術戦略室エキスパートリサーチャー。同志社大学大学院修士課程修了後、外資系ソフトウェアベンダーのコンサルタントを経て、2014年野村総合研究所入社。現在は、ITアナリストとして先進的なIT技術や萌芽事例の調査、コンサルティングなどを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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