出版社内容情報
物言う株主への覚醒が問う会社の存在意義。「所有と経営」をめぐる戦いの歴史とともに、現代の会社が直面する課題を浮き彫りにする。
内容説明
「株式」をめぐる歴史を分解したら会社の本質が見えてきた!企業法務一筋45年。株式会社を舞台に関係者たちと切磋琢磨してきた第一人者が、その経験をもとに壮大な歴史を紐解き、未来への課題を浮き彫りにする。
目次
第1章 「会社は法人である」って、どんな意味?
第2章 「定款の壁」を超えて―怪物ウルトラ・ヴィーレスとの戦い
第3章 法人制度の欠陥―法人は人に危害を加えても責任を負わない?
第4章 株主有限責任はなぜ認められたのか―有限責任と引き換えに求められる公共性
第5章 株式の譲渡は自由で、証券マーケットは独立したもの―株式を「売る権利」
第6章 「所有と経営の分離」、だから「コーポレート・ガバナンス」―そして、ガバナンスの核心は株主総会
第7章 変化し続ける「株主総会」―「万能主義」から「限定主義」、そして新たなステージへ
第8章 株主と経営者は「株式会社」を変えていけるだろうか
著者等紹介
中島茂[ナカジマシゲル]
中島経営法律事務所代表。弁護士。弁理士。東京理科大学MOT上席特任教授。1977年東京大学法学部卒業。1979年弁護士登録。2007年、日本経団連「行動憲章実行の手引き」改定に関与。日本証券クリアリング機構、リクルート、三菱商事の社外監査役を歴任。2006年から2011年の日経ビジネス弁護士ランキング(コンプライアンス部門、危機対応部門)で、6年連続1位を記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぎぃ~
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