会社と株主の世界史―ビジネス判断力を磨く「超・会社法」講義

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会社と株主の世界史―ビジネス判断力を磨く「超・会社法」講義

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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296121397
  • NDC分類 325.24
  • Cコード C0034

出版社内容情報

物言う株主への覚醒が問う会社の存在意義。「所有と経営」をめぐる戦いの歴史とともに、現代の会社が直面する課題を浮き彫りにする。

内容説明

「株式」をめぐる歴史を分解したら会社の本質が見えてきた!企業法務一筋45年。株式会社を舞台に関係者たちと切磋琢磨してきた第一人者が、その経験をもとに壮大な歴史を紐解き、未来への課題を浮き彫りにする。

目次

第1章 「会社は法人である」って、どんな意味?
第2章 「定款の壁」を超えて―怪物ウルトラ・ヴィーレスとの戦い
第3章 法人制度の欠陥―法人は人に危害を加えても責任を負わない?
第4章 株主有限責任はなぜ認められたのか―有限責任と引き換えに求められる公共性
第5章 株式の譲渡は自由で、証券マーケットは独立したもの―株式を「売る権利」
第6章 「所有と経営の分離」、だから「コーポレート・ガバナンス」―そして、ガバナンスの核心は株主総会
第7章 変化し続ける「株主総会」―「万能主義」から「限定主義」、そして新たなステージへ
第8章 株主と経営者は「株式会社」を変えていけるだろうか

著者等紹介

中島茂[ナカジマシゲル]
中島経営法律事務所代表。弁護士。弁理士。東京理科大学MOT上席特任教授。1977年東京大学法学部卒業。1979年弁護士登録。2007年、日本経団連「行動憲章実行の手引き」改定に関与。日本証券クリアリング機構、リクルート、三菱商事の社外監査役を歴任。2006年から2011年の日経ビジネス弁護士ランキング(コンプライアンス部門、危機対応部門)で、6年連続1位を記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

19
英国東インド会社まで遡り、株式会社の存在意義と経営の在り方をめぐる歴史をエピソードとともに辿り、現代の経営の課題を探る1冊。会社は法人であるとはどんな意味なのか、分かりにくい定款の意味、法人制度の欠陥といった基礎的な知識、東インド会社時代の株主無限責任から有限責任が認められるようになった経緯、ホールディングスの責任という抜け道をめぐる今日的課題。株式を売る権利、所有と経営の分離と株主総会の変化、株主と経営者は株式会社を変えていけるのか、社会・株主と経営者・時の権力者とのせめぎ合いの歴史は興味深かったです。2025/03/09

こだまやま

5
考えてみれば、株主の有限責任というのは、企業の経済的成長果実を全て支配するポテンシャルに比べて、不釣り合いに小さいリスクではある。会社法の解説はたいてい、取締役=義務、株主=権利、みたいな感じだし。 そのバランシングとして、株主総会の限定主義に代表される、経営と所有の分離の徹底がある、ということかな。 最近はESGとか企業の社会的責任とか言われるが、経営に影響を与える株主に影響を与えるものは、何なんだろう。時代とか空気みたいなものになってしまわないかな、と、ESGを覆すトランプ就任の今、そこが気になる。2025/03/16

ゆる言語学徒Nk

4
国王の許可 収入源にするのが目的 許可した事業が競合してはいけない 定款は絶対 競合回避が目的 東インド会社の成功 模倣悪徳業者が頻発 有限責任に問題がある 否定される歴史 資本集約の凄まじさ 鉄道事業で再注目 有限責任の解禁 2025/03/07

ぎぃ~

4
コンプライアンスの第一人者である中島弁護士の著書。会社法の歴史を東インド会社設立の1600年からわかりやすく解説しており、入門書ながら多くの気づきを与えてくれる。また文体には著者の誠実な人柄がよく出ていると思う。現代の会社法や株主をめぐる法規制が、過去のどのような事件、事案から導き出されているかよくわかりストンと腑に落ちる本。おすすめです。2025/02/22

Go Extreme

2
株式会社: 1600年・エリザベス1世により東インド会社設立 法人制度は独占権維持のための仕組み 法人制度: 日本の会社法ー免許主義→準則主 定款は法人の基本規則を定め変更には厳格な手続きが必要 株主: 議決権を持ち経営者をチェック 財務利益追求+企業の社会的責任促す役割 経営者: 株主・社会に対して適正な経営を行う責任 企業は環境・社会貢献などの責任を果たす 企業の変革: 利益追求から脱却→「人を大切にする社会」 ESGを重視・持続可能な成長を目指す 企業の変革と社会との関わりが今後の課題2025/02/03

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