出版社内容情報
●多様性の時代に注目されるアンガーマネジメント
「アンガーマネジメント」は怒ることを否定するのではなく、自らうまくコントロールして適切なコミュニケーションを促進する手法。2020年6月のパワハラ防止法の施行で注目されたあと、ダイバーシティ&インクルージョンの考え方が広まったことで、さらに関心の裾野が広がった。
本書は、『怒りの扱い方大全』(2021年7月)を改題して出版。『日経文庫 アンガーマネジメント』を読んだ後、より事例を知りたい人にとって最適な1冊。
ポップなイラストや図を多用し、多くの読者を引きつける。チームで怒りに対処したり、自分に対するイライラにも対処できるようになる。
内容説明
怒りの感情とうまく付き合うことが、仕事や生活を好循環にのせる第1歩。小さな怒りから、自分に対するイライラの対処まで、ケースに応じて紹介。「まずは6秒待つ」「傾聴ボランティアになる」「スルー力を身につける」など、すぐに使えるちょっとしたコツをやさしく解説する1冊。
目次
1 怒りの仕組みを知っておこう(怒りってなんですか?;怒りの特徴にはどんなものがありますか? ほか)
2 まずは小さな怒りをしずめる練習から 初級編(感謝が足りない相手にイライラしてしまいます 怒りを「お願い」に変えて伝えよう;気に入らないことがあるとすぐ拗ねて態度に出す人にイライラしてしまいます いったん相手の言動を受け流そう ほか)
3 ちょっとしたテクニックが役に立つ 中級編(反論する相手に怒りがわいてきてしまいます まずは6秒待とう;わたしはできたのになぜこの人はできないのか、と思ってしまいます 自分と相手を比べるのをやめよう ほか)
4 重度の状況にはチームで対応する 上級編(安心して仕事を任せられない人に直面して困っています 過度な期待をやめよう;常識が通用しない人にいわれもない誹謗中傷を受けて困惑しています ひとりで抱え込まず、まわりに相談しよう ほか)
5 自分に対するイライラの扱い方(ほかの人と比べて、できない自分にイライラします 自分への「こうあるべき」をゆるめよう;人の怒りに振りまわされてしまう自分が嫌になります 負の感情を受けないように、その場を離れよう ほか)
著者等紹介
戸田久実[トダクミ]
アドット・コミュニケーション(株)代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。立教大学卒業後、大手企業勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社などの大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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hinotake0117
つかちん
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su-to