出版社内容情報
●データ・ロジック+心理的要素が鍵に
データやロジックで相手を説得させる、そんな時代になって久しいが、相変わらず心理的要素がビジネスを決める割合は高い。購買記録をもとにしたターゲット広告は顧客の気持ち悪さを誘発し、スキのないプレゼンは、少しは口を挟みたい人の反感を買う。メンタルヘルスの社員は増え続け、コミュニケーション不足の会社は、分析が完璧でも実行力に欠ける。
本書では、モチベーションや売上などに直結する心理学を、根拠に基づいて解説する。
●職場の質問をベースに。図表が理解力を高める
本書は著者の榎本氏がたずさわった実際のケースをクエスチョンにし、それに答えていくかたちになっている。心理学用語での解説もあり、他のケースにも応用できるようにしている。ビジネス心理学の基本的考えが網羅できる一冊。
2色刷で、イラストを各所に採用。要所は太字にして強調するなどの工夫を凝らし、さらに図表が理解を助ける形となっている。
『「心」と仕事(生活)』に関心があるビジネスパーソンに最適。
内容説明
仕事力向上に、心理学を学ぶことは最高の近道。データ分析やロジックだけではビジネスで勝ち切ることはできない。人心を把握し、うまく相手を操縦するための基礎の心理学を紹介。マズロー、アドラーからカーネマンまで。モチベーション理論、行動経済学、レジリエンスからコミュニケーション手法まで。すべてがこの1冊でわかる。
目次
1 モチベーションの心理学―どうしたらやる気が高まるのか?(失敗談の思わぬ効果―上方比較・下方比較;できる人をさらに活かすためには?―成功追求動機・失敗回避動機 ほか)
2 人事評価の心理学―どうしたらその不満を解消できるのか?(成果主義だけで測れない能力―評価次元の明確化;人間はいかに思い込みで人を評価しているか?―気分一致効果 ほか)
3 職場の人間関係の心理学―どうしたらややこしさを切り抜けられるか?(手柄を奪う人の心理とは?―利己的帰属;自信のない上司への対処法―見下され不安 ほか)
4 リーダーシップの心理学―集団をうまく引っ張るには?(ついていきたいと思う人間像とは?―影響力の基盤;すぐに反発する部下への対処は?―承認欲求 ほか)
5 マーケティングの心理学―どうしたら売上げを伸ばすことができるか?(無駄遣いをしてしまうのはなぜか?―心理的財布・心的会計;こだわりの個人差を整理するには?―多属性態度モデル ほか)
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。MP人間科学研究所代表。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ホシ
せんじょ
ひ※ろ
積読なくそう。
su-to