中国ファクター―アジア・ドミノの政治経済分析

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中国ファクター―アジア・ドミノの政治経済分析

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296120482
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0031

出版社内容情報

【影響を受ける側からの問題提起】
 台頭した中国はどのように影響力(パワー)を行使しているのか、インド太平洋の国や地域はどのように認識し、対応しているのか――。現地調査の結果なども踏まえて、影響力拡大をめぐる地域内の葛藤を分析。

 インド太平洋地域に対する中国の政治的影響力は、冷戦期においては限定的であった。しかし改革開放以後、経済的影響力が急速に拡大し周辺諸国に深く浸透したが、問題はそれが政治的影響力に転嫁するかである。その解明には受け手側の地域研究が必須である。

 本書は、受け手側であるインド太平洋の地域と国家が、中国からの影響を具体的にどのように受容し、思考し、対応しているのかを分析することで、中国の影響力(パワー)の実像に迫る。

内容説明

インド太平洋地域に対する中国の政治的影響力は、冷戦期においては限定的であった。しかし改革開放以後、経済的影響力が急速に拡大し周辺諸国に深く浸透したが、問題はそれが政治的影響力に転化するかである。その解明には受け手側の地域研究が必須である。本書は、受け手側であるインド太平洋の地域と国家が、中国からの影響を具体的にどのように受容し、思考し、対応しているのかを分析することで、中国の影響力(パワー)の実像に迫る。

目次

序章 インド太平洋地域における中国の影響力―地政学の歴史と現状
第1章 東南アジアで強まる中国の経済的影響力―習政権10年間の影響力調査
第2章 対外的影響力を模索する中国外交―プロトタイプとしての東南アジア
第3章 フィリピンにおける「中国ファクター」―高まる嫌中感情とその背景
第4章 重層的なタイ・中国ネットワーク―冷戦期から現在までの変容
第5章 ジョコ政権下のインドネシア・中国関係
第6章 ベトナムにおける中国ファクター―「最優先の2国間関係」の二面性
第7章 台湾で薄れる中国「経済カード」の効力―曲がり角の統一工作
第8章 対中関係の調整に動く朝鮮半島―ポスト「冷戦後」の韓国・北朝鮮外交
第9章 グローバルサウスの盟主目指すインド―全方位外交と対中政策の見直し
第10章 日中の外交文化―「不平等条約」改正交渉の比較から

著者等紹介

國分良成[コクブンリョウセイ]
慶應義塾大学名誉教授。1953年生まれ、76年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、81年同大学大学院政治学専攻博士課程修了、81年同大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、2012年防衛大学校長、21年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

114
最近の動きがザっと見渡せるので面白かったです。今年出た本。 特に、インドとの関係やら。 台湾有事より朝鮮半島有事の方が緊迫してるのでは、と思わせられました(本の趣旨とは違うんでしょうが)2024/10/27

のっち

1
アジアにおける中国の影響力を国別にデータと共に解説している。東南アジアはヨーロッパと異なり国別に植民地の歴史とイデオロギーが異なるため、一括りにして中国との立ち位置を測るのは間違えてしまうと感じた。 本作は国別に1章を割いているため、詳細を知りたい人は別の本を見ると良いと思いました。2025/03/02

蛮族

0
フィリピンの対中感情が悪いのははフィリピンが早期にキリスト教化したからというのがおもろかった タイにしてもベトナムにしても対中国を意識して政治を進めなければならないのは大変そうだ 北朝鮮の対中貿易依存度が上がっているらしい ラオスの高速鉄道に乗ってみたい2025/06/07

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