勝負師孫正義の冒険〈下〉

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勝負師孫正義の冒険〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296120291
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ウィーワークの大失敗
ソフトバンク・ビジョン・ファンドの苦境
去りゆく後継者
過去最大の巨額赤字――。
だが男は諦めなかった。

* * *

スターゲート・プロジェクトで大復活を果たした孫正義。
その手札にはアリババに匹敵するエースが残っているのか。
FT前編集長が米欧の情報源を駆使し、マサの素顔に迫る。

* * *

虚勢、莫大な富、明らかな浪費と並んで、孫正義には勇気、創造性、変化を促す力がある。

蔑まれたマイノリティーの1人として、マサは貧しい出自から立ち上がり、日本の企業文化や秩序に挑戦してきた。彼はほかの人々が足を踏み入れることを恐れるような分野に何度も何度も突撃してきた。

傲慢が一度ならず、二度、三度と彼を転落させても、決して諦めなかった。

マサはしばしば危険を冒して航海してきたが、ソフトバンクが倒産するという噂は常に誇張されてきた。ソフトバンクは日本ではおそらく大きすぎてつぶせない存在で、その命運は日本の金融システムとあまりにも絡み合っている。

さらに、マサは国内の通信事業やヤフー・ジャパンなど実際に利益を上げ、実績のある資産をおよそ20年間運営してきた。

彼はスターゲート・プロジェクトのほかに、約500社のソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業を統括している。その中から、やがて第二のアリババやエヌビディアが登場する可能性もある。

彼はエースの札を何枚も持っているわけではないのかもしれない。
しかし、今でもマサの席は、一番大きな勝負ができるテーブルにある。




【目次】

登場人物

第3部 インフラの担い手(承前)
第17章 モバイルマン
第18章 救済に駆けつけるスティーブ・ジョブズ

第4部 帝国の創建者
第19章 30年ビジョン
第20章 フクシマ
第21章 スプリント
第22章 インド系は1人より2人のほうがいい
第23章 急襲作戦

第5部 驕り
第24章 水晶玉プロジェクト
第25章 クレイジーガイ
第26章 あなたたちの会社、つぶれてしまうがいい
第27章 大脱走
第28章 クジラはまだお腹を空かせている
第29章 真冬の嵐

エピローグ

謝辞
参考文献
原注

内容説明

去りゆく後継者。過去最大の巨額赤字。だが男は諦めなかった。アローラ、クラウレ、ミスラら外国人の元経営幹部に徹底取材。

目次

第3部 The Operator インフラの担い手(承前)(Mobile Man モバイルマン;Steve Jobs to the Rescue 救済に駆けつけるスティーブ・ジョブズ)
第4部 The Empire Builder 帝国の創建者(Thirty‐Year Vision 30年ビジョン;Fukushima フクシマ;Sprint スプリント;Two Indians are Better Than One インド系は1人より2人のほうがいい ほか)
第5部 Hubris 驕り(Project Crystal Ball 水晶玉プロジェクト;Crazy Guy クレイジーガイ;I Hope You Go Bust あなたたちの会社、つぶれてしまうがいい;The Great Escape 大脱走 ほか)

著者等紹介

バーバー,ライオネル[バーバー,ライオネル] [Barber,Lionel]
フィナンシャル・タイムズ紙(FT)前編集長。2005年から2020年1月まで15年間にわたり編集長を務め、FTを紙の新聞社からデジタルを含むマルチ・チャネルで事業展開するグローバルな報道機関へと変貌させた。編集長在任中、FTは2007年度と2017年度のブリティッシュ・プレス・アワードでニュースペーパー・オブ・ザ・イヤーに、2018年度と2019年度のブリティッシュ・ジャーナリズム・アワードでニュース・プロバイダー・オブ・ザ・イヤーに選出されたほか、有料購読者数100万人を突破し、数多くの国際的なジャーナリズム賞にも輝いた

村井浩紀[ムライコウキ]
日本経済研究センター・エグゼクティブ・フェロー。1984年、日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2018年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sayan

20
ニーチェは個人の狂気は稀、だが集団の狂気は常態と言う。投資を需給マッチによる価値創造とすれば、下巻の孫の投資欲は押し売りで一連の動きは異様。例えばWeWork投資はマンデヴィル的な私欲を公益へ転化する新たなGreed is Good 2.0の実践だ。かつてのゲッコー台詞にパドの父は「身の丈の稼ぎ」を説く。100円投資など誰でも投資家だ。含み益限りなく求めて良いが同時に教条的なエシカル投資を説くある種の矛盾。なぜ金が大好きと言わない?ニーチェの集団の狂気は現代の金儲けのお作法だ。自分?金も倫理も大好きです。2025/10/20

とも

15
下巻。ボーダフォンを買収しジョブズとiphone販売の密約を交わす以降のお話し。アームやスプリント、ウィワークの買収話は面白かった。上手くいくものもあればそうじゃないものもあるさ。後半になるにつれ孫正義の姿が遠くなったのは気になる。2025/08/07

turtle

7
ボーダフォン、スプリント、アーム買収、ニケシュ・アローラ、ラジーブ・ミスラとの関係、ビジョン・ファンド開始、ウィーワークでの大失敗など桁違いの金額が動くここ20年くらいの動きが克明に追われていて面白かった。今もスターゲートプロジェクトに大金をぶち込んでおり、株主としては目が離せない方です。2025/10/25

Stevie G

4
孫正義って、グローバルな見識の高いFT編集長Lionel Barber氏がわざわざ時間をかけて採り上げるほどの人物ですか?最近の話題の方が興味があったので下巻から読みましたが、新聞・雑誌に書いてあったことが詳しいインタビューで確認されていただけで特に目新しい切り口というわけではなかったです。ただ失敗は失敗とはっきり言うし、金に糸目をつけない私生活を書いてあるなど、カルロス・ゴーンや新浪氏などうさん臭いと思っていても決定的ミスを犯すまでは一切批判できない日本のメディアとは異なりますね。2025/09/28

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