二項動態経営―共通善に向かう集合知創造

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二項動態経営―共通善に向かう集合知創造

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296119493
  • NDC分類 335
  • Cコード C0034

出版社内容情報

物事や問題を「あれもこれも」の二項動態で判断し、行動する二項動態経営。日本を代表する経営学者が混迷突破のマネジメントを提言。

内容説明

経営学の巨人による新しい自己変革の論理。経営の矛盾やジレンマを「あれかこれか」の二項対立で切り抜けるのではなく、「あれもこれも」の二項動態を実践し、新たな価値を創造する―。日本企業に必要なヒューマナイジング・ストラテジー(人間くさい戦略)も提示する画期的経営書。

目次

序章 いまこそ、二項動態経営を(問題提起;自己変革を可能にする「二項動態経営」とは何か)
第1章 二項動態経営と組織的知識創造(組織的知識創造と二項動態;二項動態の定義:変革(Transformation)の原理
二項動態の哲学的基礎
動態経営論の潮流)
第2章 二項動態経営の実践(二項動態経営を可能にする組織基盤;二項動態の方法論(実践的推論、物語り))
第3章 ヒューマナイジング・ストラテジー(「人間くさい」経営の実践―ヒューマナイジング・ストラテジー;経済的価値の意味づけ;知識創造と利益・キャッシュフロー創出による価値創造;知識創造と利益・キャッシュフロー創出のダイナミック・プロセス)
終章 新しい「日本的経営」の創造(組織的な守破離のための「二項動態」的クリエイティブ・ルーティン;二項動態経営モデル)

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
一橋大学名誉教授。1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。現在、一橋大学名誉教授、日本学士院会員。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞。知識創造理論の世界的権威

野間幹晴[ノマミキハル]
一橋大学大学院経営管理研究科教授。一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)取得。一橋大学大学院国際企業戦略研究科(現・一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻(一橋ICS))助教授、准教授を経て2019年より現職。2010年より11年までコロンビア大学ビジネススクール・フルブライト研究員。著書に『退職給付に係る負債と企業行動』(日経・経済図書文化賞、日本会計研究学会太田・黒澤賞、国際会計研究学会学会賞、日本経済会計学会学会賞、中央経済社)などがある

川田弓子[カワダユミコ]
一橋大学ビジネススクール野中研究室研究員、株式会社フロネティック取締役。一橋大学社会学部卒業、一橋大学大学院国際企業戦略研究科修了(MBA)。リクルートにて組織開発コンサルタント、組織行動研究所主任研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エジー@中小企業診断士

8
『失敗の本質』から40年。自己変革はなぜ阻害されるか。マーケティング近視眼、適応が適応可能性を排除する。イノベーションのジレンマ、経路依存性。組織の自己変革を可能にするのは経営における「二項動態」の実践である。共通善に向かって「あれかこれか」の二項対立ではなく「あれもこれも」を追求する二項動態的な集合「実践知」創造を通じて新たな価値創造への道を切り拓く。SECIモデル:組織的知識創造プロセスの一般原理。共同化(S)→表出化(E)→連結化(C)→内面化(I)の無限スパイラル。哲学的基盤(P98~)は必読。2025/05/07

しゅー

4
★★名和高司『コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法』を読んだときに、トレードオフを受け入れるのではなく四象限の北東に向かえと言う主張があった。実際にどうすればよいのかを知りたくて、本書と淺羽茂『二兎を追う経営』を購入する。予想どおりだが本書はかなり歯ごたえがあり、安直な方法論を求めてしまった自分が恥ずかしい。野中先生はブレずに「SECIモデル」を中心にした組織的知識創造理論を語っている。ITが得意なのは形式知の「連結化」であり、暗黙知の「共同化」には身体性を伴う直接経験が必要と言う話が印象に残った。2025/02/07

はまななゆみ

4
野中イズムを堪能できました。共通点善の追求と、暗黙知から形式知に。仕事に希望を感じる読後感で良かったです。2025/02/23

Go Extreme

4
いまこそ二項動態経営を: 問題提起 自己変革を可能にする二項動態経営 二項動態経営と組織的知識創造: 二項動態 変革の原理 二項動態の哲学的基礎 動態経営論の潮流 二項動態経営の実践: 組織基盤 二項動態の方法論 実践的推論、物語り ヒューマナイジング・ストラテジー: 人間くさい経営の実践 経済的価値の意味づけ 知識創造と利益・キャッシュフロー創出による価値創造 ダイナミック・プロセス 新しい日本的経営の創造: 組織的な守破離ークリエイティブ・ルーティン 二項動態経営モデル 自己変革の主体者たれ2024/12/27

ちょゆき

2
250ページほどであるが、叡智が集結された骨太な内容だった。昨今の日本の停滞は確からしさ、正しさ偏重であることが大きな問題である。創造というものは、いま・ここの現実に対して全身全霊で相互に応答しながら、自己変革の主体者としてやり抜いていく覚悟と志の執念が試される。そしてその覚悟を組織と向き合い伝播させていく。本書で提唱する『二項動態経営モデル-自己変革しながら共通善に向かう「生き方」』はこれからの日本の生き死にに関わる重要な考え方であると強く感じた。2025/06/07

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