日経プレミアシリーズ<br> シン・日本の経営―悲観バイアスを排す

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日経プレミアシリーズ
シン・日本の経営―悲観バイアスを排す

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296118779
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C1234

出版社内容情報

経営共創基盤グループ会長 冨山和彦氏 推薦!
これは21世紀版「ジャパン・アズ・ナンバーワン」だ。

日本企業の逆襲が始まった。「舞の海戦略」が世界を制す。日本企業再興の方法論はこれで決まりだ。ニッポン再生の経営論はすべてここに書かれている。本書は私のシン戦略論の教科書。必読の書です。

長年にわたり、日本企業を研究してきた気鋭の経営学者による、これまでにない新鮮な見方を提供する日本企業論です。
日本企業は世間で言われるよりもはるかに強い。グローバルな最先端技術の領域で事業を展開する機敏で賢い数多くの企業。その顔ぶれ、昭和の経営から令和の経営への転換、イノベーターとしての競争力、見えざる技術・製品をベースとする事業戦略、タイトなカルチャーのもとでの変革マネジメントを解説します。

■本書のメッセージ
1990年代から2010年代は「失われた時代」ではない。産業構造または企業経営と戦略が大きく変わるシステム転換期だ。

遅いのは停滞ではない。日本の先行企業は改革を重ねて現在、再浮上している。「遅い」のは、安定と引き換えに日本が支払っている代償である。

日本企業が世間で言われるよりもはるかに強い理由は、「ジャパン・インサイド」にある。グローバルな最先端技術の領域で事業を展開する機敏で賢い企業が新たに出てきたのだ。

技術の最前線で競争し、飛躍的イノベーションに貢献する方向へと進む行動変革の道筋への転換を、「技のデパート」=「舞の海戦略」と呼ぶことにした。

シン・日本企業は収益性が高く、戦略、企業カルチャー、リーダーシップなどで共通する7つの特徴がある。

「タイト・ルーズ」理論を使うと、日本の変革が「タイトな文化」の中で起きていることが理解しやすくなる。日本企業は「ルーズな文化」のアメリカとは異なる形で変革してきたのだ。

シリコンバレーやユニコーンなどは日本のイノベーションのお手本にはならない。日本独自のスタートアップ創出の試みが注目される。

内容説明

日本企業は世間で言われるよりもはるかに強い。グローバルな最先端技術の領域で事業を展開する機敏で賢い数多くの企業。その顔ぶれ、昭和の経営から令和の経営への転換、イノベーターとしての競争力、見えざる技術・製品をベースとする事業戦略、タイトなカルチャーのもとでの変革マネジメントを解説する。

目次

第1章 再浮上する日本
第2章 2020年代は変革の絶好の機会である
第3章 「舞の海戦略」へのピボット
第4章 優れたシン・日本企業に共通する「7P」
第5章 「舞の海戦略」の設計
第6章 日本の「タイト」なカルチャー―なぜ変化が遅いのか
第7章 日本の企業カルチャー―タイトな国でいかに変革を進めるか
第8章 日本の未来はどうなるのか―日本型イノベーション・システムへ
第9章 結論「シン・日本の経営」の出現

著者等紹介

シェーデ,ウリケ[シェーデ,ウリケ] [Schaede,Ulrike]
米カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略大学院教授。日本を対象とした企業戦略、組織論、金融市場、企業再編、起業論などが研究領域。一橋大学経済研究所、日本銀行などで研究員・客員教授を歴任。9年以上の日本在住経験を持つ。著書にThe Business Reinvention of Japan(第37回大平正芳記念賞受賞、日本語版:『再興 THE KAISHA』2022年、日本経済新聞出版)など。ドイツ出身

渡部典子[ワタナベノリコ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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7
新しい視点の日本論。気付きが多かったように思う。日本人が思うほど日本は悲劇的な状況ではない。派手ではないけれども、深いところで日本は着実に進化している。キーワードは、「ジャパン・インサイド」、「ディープテック」。タイト(皆が同じ規範を強く支持)なのかルーズ(皆が強く支持する規範が少ない)なのかは違いであって優劣ではない。タイト代表格の日本がルーズ代表格のアメリカをベンチマークすると間違える。目指すべきは舞の海のように小回りがきいて技数が多いスタイル。悲観しすぎずに、でも変革にチャレンジを。2024/03/26

deerglove

3
「変革を遂げて再浮上する日本」に目を向ける本書。一読するとやっぱり製造業なのねという印象は残りますが、そこはUCサンディエゴ校で企業戦略や組織論を研究されているウリケ・シェーデ教授、幅広い企業分析を通じて7つのPとか、イノベーション・ストリーム・マトリックスとかいった理論的フレームワークも提示されています。日本で出回るビジネス書と毛色が異なるのは「タイト・ルーズ理論」に基づく企業カルチャーの分析に踏み込んでいる点で、いわゆる「同調圧力」も、善し悪しではなく「違い」ととらえる観点には膝を打ちました。2024/04/07

スコットレック

2
著者の方、"舞の海戦略"なる造語を生み出すとはその時点で相当な日本通ですな。というか、相撲に詳しすぎる! 悲観に囚われてすぎてはいけない、日本には独自の強みがある、そしてさらにそれが花開いているという極めて冷静な分析。近い将来、日本という国にとって失われた30年は決して無駄ではなかった(大きな社会的混乱を起こさず成長するための布石)と言える事を願う。2024/03/20

Yosuke Hashimoto

1
この30年の日本の経営を、ジャパンインサイドに言われるような中間財部門での強みを例に挙げ、シリコンバレーのように早くてアグレッシブではないが、それは必ずしも悪いことではないないとの主張。長期的には優位になりうるとのこと。企業の進歩やイノベーションと人々の幸福を共存させることが、重要になってきている。この新しいバランスのとり方を見つければ、新たなよりよい資本主義づくりのためにりだーシップを示すべきである。2024/04/14

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