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出版社内容情報
●世界的な野菜農業家、山下朝史の「農道」。
美容医学専門家、岩本麻奈との異色マリアージュで語り尽くす。
●日本人がフランスで、なぜ農業アカデミーを創るのか?
「奇跡の蕪」で美食の都パリでの名声を確立し、究極の野菜をグランシェフの超一流「三つ星」店に“言い値”で提供するパリ山下農園。その名声は欧州だけでなく全世界に及ぶ。美しく美味な野菜を作るために必須な「心の美学」を伝授するため、現地で農業学校を設立する。土から野菜、そして人づくりまで行おうとする山下朝史の思考と流儀--「農道」を美容医学専門家である岩本麻奈との異色マリアージュで解き明かす。
内容説明
日本人がフランスで、なぜ農業アカデミーを創るのか?「奇跡の蕪」で美食の都パリにおける名声を確立、究極の野菜をグランシェフの超一流店に“言い値”で提供するパリ山下農園。美しく美味な野菜を作るために必須な「心の美学」を伝授するため、現地で農業学校を設立する。土から野菜、そして人づくりまで行おうとする山下朝史氏の思考と流儀―。「農道」を“医者嫌い”の野菜農業家と“野菜嫌い”の美容医学専門家が異色マリアージュで解き明かす。「山下農道」の神髄。
目次
第1章 「奇跡の蕪」はいったい何が奇跡なのか?
第2章 山下農園が考える「農道」
第3章 山下農園、密着取材から見えたもの
第4章 農業にたどり着くまでの軌跡
第5章 盆栽業から日本野菜の農家へ
第6章 フレンチガストロノミーと山下農園
第7章 「山下農道」を分析する
第8章 農業と健康その他思う事
第9章 美容医学専門家の考える「野菜の美学」
第10章 野菜作りから人づくりへ
エピローグ 「蕪に恋した男」の成功譚
著者等紹介
山下朝史[ヤマシタアサフミ]
農業家、パリ山下農園園主。1953年東京生まれ。玉川学園から76年仏Ecole du Louvreに留学。89年パリ近郊のイヴリン県シャペ村で盆栽業を営む。盆栽業廃業後、96年に43歳で日本野菜の栽培を開始、数年後パリの三つ星レストランのグランシェフが絶賛する野菜の作り手となる。評判はフランスだけでなく世界最高のレストランnomaなど全欧州、さらにNew York Timesで絶賛されるなど北米にまで及ぶ。「世界最高の日本野菜」「オートクチュールの野菜」「奇跡の蕪」などと称される。現在、日仏文化交流のためパリ近郊で農業生産者や料理人を育成する農業大学・日本料理専門学校「山下アカデミー」の設立の向け尽力している
岩本麻奈[イワモトマナ]
皮膚科専門医、(一社)日本コスメティック協会名誉理事長、(一社)日本温活協会理事長。東京女子医科大学卒業後、慶應義塾大学医学部皮膚科での研修を経て、20年間のパリ生活を通じ、欧州の抗老化医学、自然薬草療法、予防医学の知識を深める。現在は、都内の複数のクリニック(ブランプロクリニック銀座、ナチュラルハーモニークリニック表参道、銀座TSUBAKIクリニック等)で、最先端の再生医療や美容医療、CBD(カンナビジオール)などの研究・臨床に従事。その一方で、医療業界とAI技術の融合を追求し、新たな医療の未来を切り開く役割を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。