医療のマーケティング教科書 - どうすれば選ばれる病院・医院になれるのか

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医療のマーケティング教科書 - どうすれば選ばれる病院・医院になれるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296118465
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0044

出版社内容情報

患者が求めているのは単なる「治療」ではない。

「不安の解消」である。



「医療機関を「不安解消業」と再定義すると、「治療業」と考えていたときには見えなかった新たな視点が生まれてくるはずである。不安を解消する手段は「治療」だけでない。患者とのコミュニケーション、快適な空間づくり、異業種との連携など、多様な方向性が考えられる。ここに医療機関のイノベーションのヒントがあるはずだ。(本書より)



〇超長寿社会の到来によって、医療機関が果たす役割は高まっている。地域において医療機関はコミュニティの核であり、その優越は地域の魅力も左右する。一方、少子高齢化・人口減少で医療機関の競争は激化、その過半数は赤字に陥っている。休廃業や再編統合の必要性を指摘されているところも少なくない。これからの医療機関が生き残っていくには、マーケティングの発想が不可欠である。



〇本書は、全国の生活者・患者・医療者を対象にした独自調査とヒアリングをもとに、患者や生活者は医療機関に何を求めているのか、どこに不満を抱いているのか、また、医師や看護師などの医療者側は自らが提供する医療サービスをどうみているのかを探り、医療機関におけるマーケティング的課題と打開の方向性を探るもの。



〇調査を通して見えてきたのは、「病」を起点に考える医療機関と、「自分の生活」を起点に考える患者・生活者との間の、決定的な認識の違いだ。本書では、生活者・患者が求める医療機関の「理想の姿」と「現状」との間にあるギャップを明らかにし、どうすればそのギャップを埋めることができるのかを考察する。



〇生活者や患者が求めている価値をもとに再定義すれば、医療機関は単なる「治療業」ではなく、「不安解消業」となる。すなわち、患者に選ばれるのは、「なおす」だけの医療機関ではなく、身体と心を「いやす」医療機関である。そう考えれば、医療機関が社会にもたらす価値は、無限大になろう。



〇著者はこの十数年、マーケティングを通して“地域の元気”に貢献することを研究の軸と考え、中小企業、ブランディング、農業、観光などのマーケティング調査を重ねてきた。並行して医療分野の調査を続けてきており、本書はその成果をまとめる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

99trough99

27
年明け早々にご講演を拝聴できる機会に恵まれそうなので、時間のあるうちに手に取った。本書は、数千人規模のwebサーチで得られたデータを重回帰分析することで、選ばれる病院を形成する要素はなにか、明らかにしている。 極めて当たり前のことを極めて当たり前に訴える所ではあるが、感覚的な論が展開されるのではなく、データに基づいた冷静な分析がメインであるのは新鮮。病院は不安解消業、とだけ言うと言葉が独り歩きするので、考え方とともに共有したい。2023/12/31

とある内科医

23
日頃から自分なりに考えてきたことが全て言語化されている感覚で、個人的には新たな学びは少なかったが、医療者にとっては極めて重要な本。 帯「患者が求めているのは不安の解消である」「医療とは究極のサービス業」「医療機関は幸せ創造業」などがキーワード。2023/10/19

KEI

6
マーケティングとは市場調査のことではなく、「顧客を生み出す活動」のことである。そして、病院において顧客が治療の先に求めているものは不安の解消である。そういった価値観を正しく捉えなければ集客(患?)には繋がらない。また、マーケティングにおいて口コミは軽視できない要素の1つだ。サービス提供者側から有益な情報を発信するよりも評判や噂など発生する情報の方を顧客は信じるからだ。これらのファクトは現場で働く人間として「なるほど」と思わせる内容であった。2025/03/12

ながよし

1
医師として経営知識を得たいと思って購入した。しかし、本書で最も大切なポイントとして、医療の本質は不安解消業であり、その医師の在り方が最大のマーケティングに繋がるというものだった。医者ではない著者が患者の生の声や、重回帰分析のデータを用いて、本来の病院や医療の在り方について、わかりやすく書いている。変にネットで自己の売り込みをするのではなく、目の前の患者さんの丁寧に扱い、共感し、同じ方向を向いてちょっとだけ医師が先導してあげること。その当たり前だけど忘れてしまう大切なことを再確認させてもらえた一冊だった。2025/04/18

Kiguchi Takashi

1
実は、もはや著者のファンである。看護師向けに講演したと聞いていたので、大変興味深く拝読。以前より、わたくしも医療はサービス業であると考えていたので「禿同」である。2024/04/05

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