日経プレミアシリーズ<br> 働かないニッポン

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

日経プレミアシリーズ
働かないニッポン

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月28日 14時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784296118182
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C1233

出版社内容情報

やる気をなくし早々に〝窓際族〟を目指す30代エリート、   
世帯収入3000万じゃないと就職する意味がないと嘯く女子大生、   
「普通に暮らせればいいです」が口癖のZ世代会社員、
「今まで頑張ってきたから」を言い訳に会社に寄生する50代、
人生諦めたまま老いていく中年氷河期世代…… 
 
「仕事に意欲を持っている社員は5%しかおらず、世界145位中最下位」   
いま、何が日本人から働く意欲を奪っているのか?
   
健康社会学者である著者が、会社員へのインタビューをもとに    
「働かないニッポン」の構造的な問題をひもとく。     

内容説明

仕事に熱意のある社員は5%しかおらず、世界145カ国中最下位―今、何が日本人から働く意欲を奪っているのか?“窓際族”と化する若手エリート、「今まで頑張ってきたから」を言い訳に会社に寄生する50代など、実際のエピソードをもとに、「働き損社会」の背景にある日本の構造的な問題を解き明かす。

目次

プロローグ 「働き損」の国
第1章 意欲を奪われる若者たち―初老化する30代と「頑張り損」の社会構造
第2章 中高年無理ゲー社会―狭まる「ジジイゲート」と新・働かないおじさん
第3章 なぜ働く意欲をなくしてしまうのか―階層主義国ニッポンと日本的マゾヒズム
第4章 日本的マゾヒズムの呪縛から逃れる―集団のSOCを高める
第5章 脱「働かないニッポン」のためにできること―有意味感を強くするための6カ条

著者等紹介

河合薫[カワイカオル]
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学し、現在は「人の働き方は環境がつくる」をテーマに学術研究にかかわるとともに講演や執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

37
いま、何が日本人から働く意欲を奪っているのか?健康社会学者である著者が、会社員へのインタビューをもとに「働かないニッポン」の構造的な問題を紐解いた一冊。やる気をなくし早々に窓際族を目指す30代エリートと「頑張り損」と感じてしまう社会構造、真面目な人ほどハマりがちな「ステレオタイプの脅威」の罠、人事権がないのに人事に影響がある魔物、労働と働くことの小さくて大きな違いといった停滞感を生み出しているものを意識して、意義や価値を見出す有意味感をいかに作り出していくか、そういう意識が改めて必要になってきていますね。2024/02/28

Roko

31
「仕事に意欲を持っている社員は5%しかおらず、世界145カ国中最下位」たとえ、自分が目指していた仕事と違っていたとしても、自分の働きを評価してくれる人がいたり、それが誰かの役に立っているとわかれば「やるき」というのはおのずと生まれるものだと思うのですが、そういう心の部分をないがしろにしてしまったのが、働かない人を生み出している原因なのではないでしょうか。2024/08/15

やっさん

28
なんか、「日経プレミアム」シリーズって、名前に反して砕けた文体・内容のものが多い気がする。「ライト」シリーズでいいんじゃない?本書も「スーパー昭和ジジイ」みたいなワードを展開している。日本は「働き損社会」が定着している、働く人が「有意味性」を感じない、世界では既存の社員をリスキリングしたほうがコスパがいいという結果が出ているのに日本の企業はリスキリングに金をかけない…。このままエンゲージメントの低い状態で進むんですかね、日本社会。刺さる、とまではいかないけど分かる、は多かった。2024/12/06

みゃーこ

24
改めて今日本社会の「働くこと」の意義への問い直しに迫られている現状をもう一度立ち返るきっかけになった。読み始めて半分くらいは「社会のせいにするなよ」とムカムカして「結局何が言いたいの?ボヤキ?」と思って読み進め、後半で、働くってお金のためだけじゃなく、実は人生そのもの、フロイトの言う通り「生きる」上で最も意味のあることなんだ、と考えが変わっていった。もし「働く」を取り上げられたらどんな気分になるか。そういう事を考えさせられた。2024/04/20

ザビ

16
今の日本…ジジイからの無理難題な指令にもドMに忠義を尽くす部下→ジジイはそれに恩(昇進人事)で報いる→若者は組織のバカバカしい構図に仕事への有意味感を冷ます=大組織の最上席をゲットしたスーパー昭和おじさんたちが仕切る「日本的マゾヒズム」な働き方が、社会活力を損なわせている、という本。あえて?の暴言オンパレードで、男でこれが許されるのはビートたけしか立川談志くらいなものだろう。ただこの長老支配を、ヨソ者海外からではなく日本人女性が堂々と批判することは少なからず意義がある。日本に女性リーダーが少ないのは、→2024/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21679543
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品