出版社内容情報
世界100万部の超ロングセラー『敗者のゲーム』著者最新刊
世界最大級の資産運用会社として知られる「バンガード」。圧倒的低コストにこだわった個人投資家向けインデックスファンドの新たな仕組みを創った伝説的企業は、いかにして投資業界の破壊者になりえたのか?
バンガードの誕生から現在までの軌跡を、創設者ジョン(ジャック)・ボーグルや投資業界の勇者たちの知られざる人間ドラマと独自の経営戦略とともに、生き生きと描く。
本書では、バンガードの創設者にして「インデックスファンドの父」と呼ばれるボーグルの生い立ち、彼がウエリントングループの社長を追われた後にバンガードを立ち上げ、成功を収めるまでの波乱の日々、次世代の新たなCEOのもとでのさらなる大躍進、そして、バンガードの成長のカギとなったユニークな経営戦略と行動指針についても丁寧に紹介する。
著者は「ウォール街で最も賢い男」(マネー誌)と称され、自身もバンガードの取締役として活躍し、金融業界の内部を知り尽くしたチャールズ・エリス。世界的ロングセラーとなった投資哲学の名著『敗者のゲーム』は、経営学者ピーター・ドラッカーに「投資に関する最高の書」と称されている。
内容説明
世界最大級の資産運用会社として知られる「バンガード」。圧倒的低コストのインデックスファンドをもとに成長を遂げた伝説的企業は、いかにして業界の破壊者になりえたのか?バンガードの誕生から現在までの軌跡を創設者ジャック・ボーグルや投資業界の勇者たちの独自の経営戦略とともに、生き生きと描く。
目次
1 始まり(ジャック・ボーグルの生い立ち;「理想的な合併」のはずだった;トラブル発生;ウエリントンとの闘い)
2 バンガードの発展(敗北からの出発;低コストの強み;アクティブ運用;インデックス運用;上場投資信託(ETF))
3 組織作り(トップ交代;ボーグルの遺したもの;再びパートナーに;ブレナンの経営手法;巨大資本の力;驚くべき好循環;ティム・バックリー)
4 業界をリードする技術革新(投資アドバイス;規制対応と議決権行使;将来に向けて)
著者等紹介
エリス,チャールズ[エリス,チャールズ] [Ellis,Charles D.]
1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、1972年にグリニッジ・アソシエイツを設立し、2001年まで代表パートナーとして活躍。米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任するほか、ハーバード・ビジネス・スクール、イェール大学大学院にて上級運用理論を教え、現在も、大手年金財団、政府機関や富裕層のファミリーオフィス等に投資助言を行う
鹿毛雄二[カゲユウジ]
ユージン・パシフィック代表。東京大学経済学部卒業。長銀投資顧問社長、UBSアセットマネジメント会長兼社長、しんきんアセットマネジメント投信社長、企業年金連合会常務理事、ブラックストーン・グループ・ジャパン特別顧問、アセットマネジメント・ワン社外取締役、SMBC信託銀行社外監査役を歴任
鹿毛房子[カゲフサコ]
マーシー・カレッジ卒、ロングアイランド大学大学院中退(社会心理学)。ECC外語学院講師を29年間務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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マラソンマン
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