出版社内容情報
建築家は、映画やドラマの中でどう描かれているのか? 『日経アーキテクチュア』元編集長で画文家の宮沢洋が、「名セリフ」のイラストとともに、映像の中の建築家のイメージと現実とのギャップをつづる。取り上げるのは、建築家を「偏屈な人」イメージとして描いている、ドラマ「結婚できない男」に始まり、著名建築家をドキュメンタリーとして取り上げた「建築と時間と妹島和世」「ル・コルビュジエとアイリーン」、建築や住宅が作品の重要な要素となっている「パラサイト半地下の家族」「タワーリングインフェルノ」までバラエティに富む。
内容説明
憧れ?独りよがり?日常とは隔絶した存在―?建築物や住宅、それを設計する建築家は、映画やテレビの中でどう描かれてきたのか?「名セリフ」のカラーイラストとともに徹底解読!
目次
1 建築家はモテる?(私の頭の中の消しゴム―日韓で大ヒットした要因は“最強にモテる”建築家像;結婚できない男―建築家は偏屈な人種の象徴?「無自覚にピュア」は半分真実 ほか)
2 建築家はつらいよ(摩天楼―ゲーリー・クーパーが演じた妥協しない危険な建築家;みんなのいえ―三谷幸喜が見抜いた「妥協」という建築家の本質 ほか)
3 建築家ダイバーシティ(これが私の人生設計―笑わせながら男女格差を問う高度な建築コメディー;テルマエ・ロマエ―「浴場専門の建築家」の苦悩と名言に建築の真理を学ぶ ほか)
4 建築の裏側を知る(タワーリング・インフェルノ―パニック映画の最高峰にして超高層災害の予言書;ダイ・ハード―実在の超高層ビルで撮影、リアルさの鍵は機関銃 ほか)
5 とにかく建築が好き!(名建築で昼食を―「食べて語る」喜びを伝える新しい形の建築案内;ホテルローヤル―学校では教えてくれないラブホテルの社会性を描く ほか)
著者等紹介
宮沢洋[ミヤザワヒロシ]
画文家、編集者、BUNGA NET代表兼編集長。1967年東京生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP入社。日経アーキテクチュア編集部に配属。2016年~19年まで日経アーキテクチュア編集長。2020年2月に独立。2020年4月から磯達雄とOffice Bungaを共同主宰し、建築ネットマガジン「BUNGA NET」を運営。2021年5月、株式会社ブンガネットを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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キイロイネコ
ガブリエル
よし
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