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出版社内容情報
ソーシャルメディア研究者らが最新のエビデンスとともに読み解く
ネット動画にハマる人、ハマらない人の違いとは?
メディア研究者である3人の著者らが、「スマホでのYouTube視聴」に着目し、2020年と2021年に行ったウェブ調査をまとめた意欲的な研究書。
人々がYouTubeにハマるときに無視できないのがいわゆる「おすすめ」表示機能だが、著者らは、この機械による「おすすめ」と「コンテンツ」「アプリの機能」の観点で、YouTubeにハマる視聴者を浮かび上がらせる。単なる研究書の枠にとどまらず、動画をマーケティング等に応用したい実務家にも有益な最新の情報源となる一冊。
内容説明
ネット動画にハマる人、ハマらない人の違いとは?ソーシャルメディア研究者らが最新のエビデンスとともに読み解く。
目次
第1章 YouTube小史とアテンション・エコノミーの現在
第2章 なぜ今、スマホYouTubeなのか?―アーキテクチャと分断、「怠惰な」人間、スマホをめぐるアフォーダンス
第3章 アーキテクチャクラスター
第4章 動画ジャンルクラスター
第5章 各クラスターはどのようにYouTubeアプリを使っているのか?
第6章 ハマる人のタイプ―7つのクラスターの心理傾向
第7章 YouTubeとTVの見られ方は違うのか?
第8章 スマホYouTubeにハマっていく―パターン1 視聴動画ジャンル間と利用アーキテクチャ間の因果関係を探る
第9章 スマホYouTubeにハマっていく―パターン2 アーキテクチャで動画ジャンルの視聴頻度は上がるか?
終章 動画推奨アルゴリズムと「発見」
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。一橋大学社会学部卒業。学部時代にフランス高等商業学院(HEC)に給費留学。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了(博士政策・メディア)。電通、アーサー・ディ・リトル・ジャパン、NTTデータ経営研究所を経て大学教員に。2011~2013年カリフォルニア大学サンディエゴ校訪問研究員
山下玲子[ヤマシタレイコ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。札幌国際大学人文・社会学部助教授、埼玉学園大学人間学部専任講師、武蔵大学社会学部教授などを経て、2018年より東京経済大学コミュニケーション学部教授。主に、テレビを中心とした映像コンテンツの利用行動とその影響について、社会心理学的アプローチから研究を続けている
北村智[キタムラサトシ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京大学文学部卒業。2007年東京大学大学院学際情報学府博士課程中退。東京大学大学院情報学環寄付講座教員、特任助教、東京経済大学コミュニケーション学部専任講師、准教授を経て、2020年より東京経済大学コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
ゼロ投資大学
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