ATTENTION SPAN―デジタル時代の「集中力」の科学

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ATTENTION SPAN―デジタル時代の「集中力」の科学

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  • サイズ 46判/ページ数 364p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296117338
  • NDC分類 141.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

池 谷 裕 二 氏(脳研究者・東京大学薬学部教授)推 薦 !
「 IT時代を迎え、集中力のツボは刷新された。
本書はデジタル技術との交流を前提に、現代版「集中力」を 科学的に検証する。
今こそ読むべき本だ。」

私たちの集中時間(アテンション・スパン)は、日ごとに短くなっている──。スマホやPCなど、デジタル機器が人間の生活に与える影響を長年考察してきた心理学・情報科学のエキスパートが、独自の研究と最新の学説をもとに解き明かす、デジタル時代の「集中力」の科学。絶え間ないチャットやメール、ウェブ会議、SNSなど、さまざまな刺激に満ちたデジタル環境下で、集中力を統制し、自分に合ったスタイルで「幸福度」も「生産性」も高める方法とは? 

デジタル機器なしに、もはや私たちの仕事や生活は考えられません。インターネットは私たちの考え方を大きく変え、Xやインスタグラム、TikTokなどのSNSは新しい交流と娯楽を生み、遠く離れた相手と瞬時に繋がれるZoomなどのウェブ会議ツールは、新しい働き方をもたらしました。

しかしその一方で、膨大なメッセージ、絶え間なく届くポップアップ通知、人間の本能に訴えかけるSNSのアルゴリズムによって、「集中力が長続きしない」「デバイスを使ったマルチタスクでミスが増えた」「不安や不眠などの症状を感じやすくなった」などの悩みを訴える人が世界的に増えています。

本書は、デジタル機器が人間の生活に与える影響を長年調査・研究してきた心理学・情報科学のエキスパートが、独自の研究と最新の学説をもとに、本来私たちの力となるはずのデジタル機器が、なぜ注意散漫やストレスの原因となってしまうのか、その理由をエビデンスとともに解き明かした、集中力の科学の決定版です。

「マルチタスクはなぜ生産性も幸福度も下げるのか?」「個人のパーソナリティは集中力にどう影響する?」「SNSやTikTok動画、ターゲティング広告はなぜ注意散漫を増幅させるのか?」などの問いに答えるほか、さまざまな刺激に満ちたデジタル環境下で集中力を維持する「主体性」の育み方、注意散漫にならないための「認知リソース」の高め方など、現代科学の最新成果をもとに、デバイスと共存しながら、自分に合ったスタイルで、「生産性」も「幸福度」も叶える方法を示します。注意散漫・集中力低下に悩む方に役立つヒントが満載の1冊です。

内容説明

私たちの集中時間は日ごとに短くなっている。デジタル機器が人間の生活に与える影響を長年考察してきた心理学・情報科学のエキスパートが、独自の研究と最新の学説をもとに解き明かす驚くべき「集中力」の科学。絶え間ないメールやチャット、SNS、ウェブ会議など、さまざまな刺激に満ちたデジタル環境下で、集中力を統制し、自分に合ったスタイルで「幸福度」も「生産性」も高める方法とは?現代の集中力の常識を覆す画期的な書。

目次

1 集中の構造(限りある認知リソース;集中をめぐる争い;集中のタイプを理解する;マルチタスクの真実;絶え間ない中断がもたらすもの)
2 集中を中断させるさまざまな力(インターネットの普及と集中力の低下;AIとアルゴリズムの影響;デジタルな交流の世界;パーソナリティは自制にどう影響するか;デバイスは幸福感を下げるのか;メディアによる集中の条件づけ)
3 集中、リズム、バランスを整える(自由意志、主体性、集中;「主体性」の力で生活リズムを整える;デジタル時代の集中力を育む)

著者等紹介

マーク,グロリア[マーク,グロリア] [Mark,Gloria]
心理学者・情報科学者。カリフォルニア大学アーバイン校総長特任教授。コロンビア大学で心理学の博士号取得後、約20年にわたりデジタルメディアが人間の生活に与える影響を研究する。主な研究テーマは、マルチタスク、集中の中断、デジタル機器の使用にともなう感情など。これまでに200以上の論文を発表し、テクノロジーに関する優れた学術研究に与えられる「グーグル・リサーチ・アワード」を2度受賞。その業績はニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルなどに紹介されている。本書が初の著書となる

依田卓巳[ヨダタクミ]
翻訳家。東京大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

79
「集中力のタンク」という表現が印象的でした。タンクの中に入っている集中力は使えば当然減るのですが、休憩することでタンクは回復するとのこと。他書でヒトが1日に使用できるエネルギーは決まっていて、これを如何に配分するかが大切と言及されていたので、「集中力≠エネルギー」なのかと思ってしまいました。2024/05/14

くくの

12
集中力が続かなくなった。すぐにスマホを見てしまって、作業が進まないなんてことも。そんな集中力の低下を実地研究で科学的に論じる。キーワードは認知リソース。集中力にはMPのように使えば減るステータスがある。そのMPの回復方法を紹介しつつ、最終的には自制心を養うことが大事というお話。また、メディアもすぐに移り変わる画面で、集中力低下に寄与している。認知リソースとか、今まで流されるだけの集中力に具体的な名前ができて、集中力に意識を向けやすくなった気がする。認知リソースが枯渇してきたから休もうかなって。いつもだけど2024/11/04

FuSa

10
エライ時間がかかってしまった。。。デジタル時代の集中力について、マルチタスクや認知リソースに関する研究知見と、日常生活で我々が何をどう意識したらいいかの提案と。虚無の目でやるパズドラも悪いわけではない、ただ頻度や時間、そこに至るまでの過程の問題である、といった感じかな。2024/09/18

turtle

7
デバイスの登場で人のattention span(集中時間)が短くなっているという本書を読了した晩にこんな夢を見ました。仕事中にスマホを見ているところを人に見咎められ、恥ずかしくなってその人にスマホを預けたところ、めちゃくちゃ仕事が捗る、という夢。物理的に触れなくする、これに尽きるのでしょうかね。2024/07/27

tkokon

6
【認知リソース】デジタル時代、集中力を保つことが年々難しくなっている。マルチタスク・メール・チャットツール、集中を中断するものは、ストレスをももたらす。メールを5日間使わなくするだけで、心拍数が有意に下がりストレスから解放されるという。集中は「認知リソース」を使う。そして、頭を使わない集中(編み物・ガーデニング・アイロンがけ等)には認知リソースを回復させる効果がある。逆にストレスや高負荷な仕事は認知リソースを削る。余白時間を作り、仕事の感情価を理解し、認知リソースを浪費しない。これがデジタル時代の集中2024/04/21

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