出版社内容情報
ミツバチだって、ラットだって、カラスだって、みんな、あきらめることで、生き残っているんだ!
最新科学からあきらめる力の大切さを解き明かし、全米で注目の書が早くも邦訳で登場!
仕事、勉強、住まい、人間関係、結婚――。
これまで続けてきたことを続けるべきか、やめるべきか?科学的に正しい「やめどき」に「やめられた」人は誰よりも前向きに、人生を切り開ける。
生物は、種の保存のためにあえて積極的な退避行動をとるという。本書は経験豊富なジャーナリストが最新の神経科学や進化生物学の知見、著名アスリートなどの言説も踏まえて「やめること」の妥当性をわかりやすく説く。
生き物の生得的な行動特性を例に挙げながら、なにかを「やめた」人につきまとう「負け犬」「落伍者」「忍耐不足」「あきらめ」などのネガティブなイメージを根底から覆し、やめることの意味合いを塗り替えるような前向きな生き方を応援する提言があふれた一冊。
内容説明
最新科学から解き明かす「やめどき」とは?科学的に正しく「やめた」人ほど前向きに人生を切り開ける。仕事、勉強、住まい、結婚、人間関係…続けるか、やめるか―。ミツバチもラットもカラスもあきらめたから生き残った!
目次
第1部 やめられない―それは、ただの思い込み(鳥、ミツバチ、五輪選手が教えてくれる「あきらめ」の正体;「もう無理!」を神経科学で読み解く;ジェニファー・アニストン、仕事をやめる―「やめること」はメディアでどう描かれてきたのか)
第2部 なぜ「Quitting」は悪い言葉になったのか(忍耐は、なぜ重視されるようになったのか;運と手放すこと―物事はたまたま起こる;世界をより良くするために「やめる」)
第3部 「あきらめる」実践ガイド(半やめ(セミ・クイット)―一時停止とピボット
「仕事で成功するための道のり」を手放す
やめることの罪悪感―大切な人をがっかりさせたらどうしよう?
SNS依存をやめる
やめる人たちのコミュニティ)
著者等紹介
ケラー,ジュリア[ケラー,ジュリア] [Keller,Julia]
ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト兼小説家。オハイオ州立大学で英文学博士号取得。プリンストン大学、シカゴ大学、ノートルダム大学で教鞭を執り、ハーバード大学ニーマンフェロー、「シカゴ・トリビューン」紙のスタッフ・ライター、書評チーフを歴任後、ジャーナリストをやめて、執筆活動に専念する。自身の人気ミステリー小説シリーズ『検事ベル・エルキンス』の舞台でもあるウエスト・ヴァージニア州出身
児島修[コジマオサム]
英日翻訳者。1970年生まれ。立命館大学文学部卒(心理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
haruka
vy na
だいだい(橙)
はやたろう