極権・習近平―中国全盛30年の終わり

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極権・習近平―中国全盛30年の終わり

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296116065
  • NDC分類 312.22
  • Cコード C0031

出版社内容情報

習近平体制は、どこへ向かうのか--。
ボーン上田賞を受賞した日経記者が、2022年10月の共産党大会を受けて、緊急解説!

内容説明

2022年10月、中国共産党大会の閉会式で、前党総書記が途中退席させられるという、前代未聞の“宮廷政治劇”が繰り広げられた。独裁者の晴れ舞台をぶち壊しにした、行動の背景には何があったのか。そして「極権」を握ったかに見える習政権が密かに抱える爆弾とは何なのか―。行き詰まる経済、台湾有事のリスク、緊迫する米中対立、ロシアとの憂鬱な関係、日本への挑発…。異例の3期目に突入した習近平党総書記と、彼に率いられる隣国が迎えた歴史の転換点をさまざまな角度から読み解く衝撃の書。

目次

序章 衆目にさらされた宮廷政治劇
第1章 「胡錦涛と目を合わすな」―病が招いた軍団の完敗
第2章 「〓小平ルール」の破壊
第3章 中国全盛30年の終わり
第4章 危険な決断―日本を標的にした習近平
第5章 ウクライナ侵攻―中ロ結託のジレンマ
第6章 米中激突の導火線「2035」
第7章 台湾武力統一という巨大リスク
第8章 香港時代革命と初の「自由世界」縮小
第9章 武漢バブルが招いた感染爆発―中国を壊すゼロコロナ

著者等紹介

中澤克二[ナカザワカツジ]
日本経済新聞編集委員兼論説委員。宮城県仙台市出身。早稲田大学第一文学部卒。1987年日本経済新聞社入社。政治部などを経て98年から3年間、北京駐在。首相官邸キャップ、政治部次長の後、東日本大震災の際、震災特別取材班総括デスクとして仙台に半年ほど駐在。2012年から中国総局長として北京へ。2014年ボーン・上田記念国際記者賞受賞。現在、東京本社編集委員兼論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

89
昨年10月22日の第20回中国共産大会閉幕式を伝えるテレビ画像には驚いた。人民大会堂のひな段、習近平総書記の隣に座っている長老・胡錦濤前総書記。病的な、こわばった表情で両隣の習や栗戦書に不満げに何か話しかけようとし止められ、とうとう係員に連れ出された。つまみ出されたようにも見えた。そして翌日、異例の三期目入りを果たした習が披露した指導部メンバー(政治局常務委員7名+局員17名)には胡の出身母体の共青団出は一人もおらず無派閥一名を除いて全員が習派だという。日経論説委員で元中国総局長の著者が豊富な経験・⇒ 2023/01/31

livre_film2020

37
本書は歴史を紐解きながら習近平の行動理由や今後の予測を明快に解説する。とにかく、習近平は毛沢東と鄧小平の偉業を越えたくて仕方がないらしい。しかし、彼は2人を超えられる実績を現状残せておらず、功を焦っている。手負の獣に手を付けられないように、今の習近平はかなり危険。プーチンと変わらない状態。だからこそ、自分の3期目突入の地盤固めとして、台湾統一を27年までに行うのではないかという憶測が飛び交っているようだ。日本との尖閣諸島問題もある。本書を読み、意味不明だった中国の行動にようやく一貫性が見えた。2023/03/22

アミアンの和約

15
中国のこの30年間の歩みをルポ形式で記述していくというもの。面白くはあるが、本書から中国全盛が終わるかどうかは読み取れなかった。詐欺とまでは言わないが、誇張されたタイトルであると感じた。2025/04/04

kanaoka 57

8
全人代での国家主席3期目入りを勝ち取った習近平が、この先狙うのは終身制か? 中国全盛の30年は終わりつつあり、少子高齢化問題、税金・社会保障等の社会制度の歪、戸籍制や極度の資本格差問題、不動産バブル崩壊・財政破綻リスクなど数々の問題が露呈してくるなか、台湾の軍事併合の賭けに出るのか? 日本の国際政治や経済を考えるうえで、ここ数年間の動向は、極めて重要な局面となる。2023/09/14

Koki Miyachi

5
習近平の繰り出す政策がことごとく中国のためにならない愚策であると感じていた。それもそうだろう。国民のための政治ではなく、自分の絶対的な立場の追求にしか興味がないのだから。このままいくと中国の今後は悲惨なものにしかならない。自分の国を自分で変えることができるか。それに尽きる。国が滅亡するか、極端に疲弊するまで何も変わらない気がする。独裁者の歴史はここでも繰り返されることになりそうである。2023/08/13

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