出版社内容情報
イノベーションは経済の成長に欠かせないものだが、それをいかに育て、実用化するかはマネジメントの中でも最も難易度が高いテーマ。本書は、日本のイノベーション研究の中心地である一橋大学イノベーション研究センターの研究者が総力を挙げてイノベーションを正面から解説した『マネジメント・テキストイノベーション・マネジメント入門(第2版)』(2017年刊)の新装版。
イノベーションに関わるすべてのテーマを網羅。新装版で2色刷りになり、より読みやすくなりました。本書は『グローバル経営入門』『人事管理入門』に続くマネジメント・テキスト新装版の第3弾です。
内容説明
価値獲得のメカニズムを体系的に解説。最新の知見に基づく包括的テキスト。好評の第2版が見やすく読みやすく。
目次
イノベーション・マネジメントとは
第1部 イノベーションの全体像(イノベーションの歴史;イノベーションと企業の栄枯盛衰;産業とイノベーション;イノベーションの測定)
第2部 イノベーション創出プロセス(イノベーションとアントレプレナーシップ;イノベーションを実現する資源動員と知識創造;新製品開発のマネジメント;イノベーションと企業戦略;イノベーションと企業間システム)
第3部 イノベーションと経済政策(イノベーションと政策・制度;科学技術イノベーション政策;イノベーション創出のための知的財産権制度;イノベーション創出のための知的財産権マネジメント;イノベーションと規制・制度;イノベーションと経済成長)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zoe
12
イノベーションって何なの?という素朴な疑問から、似たような本を購入しては読んでいます。お上が仕組みを作ったり、大学で研究するのはわかった気がした1巡目。それを企業で導入して、今まで自分達が実施してきた良い事も、なんだか否定してしまったかもと感じた2巡目。という様な、なんだか知った風な自分も含めた人間が企業に増えてきて、その分懸命に仕事で手を動かさす人間の割合が減って来ているんじゃないかと思う3巡目。人口的に若手が減ったんなら、おっちゃんらが頑張らんと人手が足りないんじゃなかろうか。2024/04/30