出版社内容情報
《複雑な法制の全体像をつかみ、あるべき規律を考える力を養う》
【本書の特長】
本書は公開会社、特に上場会社を念頭に、企業が遵守すべき法的規範を解説した入門書です。複雑に絡み合う規律の基本と全体像がつかめるよう、以下のような工夫をほどこしました。
▼要所ごとに会社法の規律と金融商品取引法の規制との関係をていねいに解きほぐし、制度を体系的に理解できるよう配慮しました。
▼コーポレートガバナンス・コードの主要な原則や公正M&A指針など、実務に不可欠なソフトローを詳しく説明。入門書ながら、先端的な話題に触れ、高い水準を維持しています。
▼判例や最新の事例を数多く取り上げ、通説のほか、筆者の踏み込んだ見解や疑問も提示し、多様な見方が身につきます。
▼立ち止まって考えたい箇所には を付し、注目ケースは「事例の分析」として紙幅を割いたほか、《設例》での実践的な検討を通して、法的思考を深めることができます。
▼実務で定着している重要用語は英語を併記するなど、読者の便宜をはかりました。
【目次】
第1章 公開会社法とはなにか
第2章 株主総会
第3章 経営機構(1)─取締役・取締役会・代表取締役
第4章 経営機構(2)─取締役の行為の規律
第5章 経営機構(3)─取締役の責任
第6章 経営機構(4)
─監査役・監査役会・指名委員会等設置会社・監査等委員会設置会社
第7章 経営成績を確認する
第8章 株式を売買する
第9章 ディスクロージャー制度を理解する
第10章 会計不正と投資家の救済
第11章 市場のルール
第12章 会社の資金調達
第13章 組織再編と企業買収
第14章 企業グループの経営



