The Power Law―ベンチャーキャピタルが変える世界〈下〉

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The Power Law―ベンチャーキャピタルが変える世界〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296115099
  • NDC分類 335.253
  • Cコード C0034

出版社内容情報

インテル、アップル、グーグル、フェイスブック、アリババ……。世界を変えた企業の誕生と成長を演出したベンチャーキャピタルの内実を活き活き描く、興奮のノンフィクション。

・数多のスタートアップから原石を見つけ、世界を変革する巨大企業へと導くベンチャーキャピタル。彼らは、何に突き動かされ、どうやって企業(創業者)を見極め、どう育てて、莫大な投資収益を生み出していくのか――。

・下巻は「若者たちの反乱」=ベンチャーキャピタルの言いなりにならない創業者が登場、その代表格がフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、ショーン・パーカーだ。彼らがいかに衝撃を与えたか、そして新しい投資のかたちは、どのように生まれ発展したのかを描く。

・アリババをはじめ物語は中国も舞台とする。21世紀の初頭、巨大な経済マーケットを誇る一方、規制の厳しい大国に、どうやってマネーは入り込んでいったのかも、緻密な取材で明らかにする。

・ベンチャーキャピタルの誕生と進化・発展の物語ののちに、経済社会的な意義、また問題点などにも言及、著者の鋭い洞察力が光る論考も大いに参考になる。

内容説明

果敢な投資で絶大な富と力を手にしたベンチャーキャピタル。だが21世紀に入り、その権威と資金に目もくれぬ若者たちが現れる。その1人がフェイスブックを生んだマーク・ザッカーバーグだった。ピーター・ティールやアンドリーセンとホロウィッツなど、新たな世代が台頭し、投資家の世界にも変化の季節が訪れる。さらにマネーは海を越え、発展著しい中国で巨大ビジネスを生み出すが…。「べき乗則」が支配する世界の光と影を描く物語は、衝撃の展開へ。そして、ベンチャーキャピタルの本質と意義について鋭く分析、米中対立が厳しい現在における地政学的な意味も論ずる。

目次

第9章 ピーター・ティール、Yコンビネーター、そしてシリコンバレーの若者たちの反乱
第10章 中国へ、そしてかき回せ
第11章 アクセル、フェイスブック、そして凋落するクライナー・パーキンス
第12章 ロシア系、ヘッジファンド系、そして担い手が広がるグロース投資
第13章 全員で戦うセコイア
第14章 ユニコーンをめぐるポーカー・ゲーム
結論 幸運、スキル、そして国家間の競争

著者等紹介

マラビー,セバスチャン[マラビー,セバスチャン] [Mallaby,Sebastian]
米外交問題評議会で国際経済担当のポール・A・ボルカー・シニア・フェロー。主な著作にフィナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーが共同選考で2016年の最優秀ビジネス書に選んだThe Man Who Knew:The Life and Times of Alan Greenspan(邦訳『グリーンスパン:何でも知っている男』日本経済新聞出版)、More Money Than God:Hedge Funds and the Making of a New Elite(邦訳「ヘッジファンド:投資家たちの野望と興亡I、II』楽工社)など。オックスフォード大学で近現代史を学び、1986年の卒業後、エコノミスト誌に入り、南アフリカ、日本の駐在を経て1997-99年にワシントン支局長。1999年にワシントン・ポスト紙に移籍し、現在は客員コラムニスト。夫人はエコノミスト誌編集長のザニー・ミントン・ベドーズ氏

村井浩紀[ムライコウキ]
1984年に日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2018年から日本経済研究センター・エグゼクティブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

速読おやじ

14
VCと起業家の関係性はGoogleやFacebookが変えたようにも思えたが、VCが単なるチアリーダーでは意味がない。Uberの創業者を追い出すことも必要ならばやらねばならない。20年以上前に実際に会ったマイケルモーリッツ(実は余り印象良くなかった(笑))がセコイアの組織を支え、一方でジョンドーアのクライナーは一時期勢いを失った。VCといえども組織化は重要だ。グローバル化、グロース投資が一般的になっている状況だ。最終章の中国との闘いについては生々しい提言もなされている。VCの未来を語るに必読の書。2023/12/03

しゅん

5
ヴェンチャーキャピタルは起業家を正しい方向に導く、というのが初期の関係性だった。その力関係を破壊したのはピーター・ティールであり、過剰な起業家に任せた方が圧倒的にうまくいくという思想を実践していき、そこにザッカーバーグのような反逆者も登場する。一方、起業家の横暴が裏目にでたのがウーバーの例であり、VCがどれだけ苦労したかが語られている。力関係の微妙さが後半のテーマだが、それは中国とロシアという二つの国家と米国の微妙な関係にも共通している。中国市場の重要さは、本書を読むと実感として伝わる。2024/10/15

人生ゴルディアス

4
後半はベンチャーの功罪の罪のほう。ウーバーとウィーワークに対してVCはどう対応し、何が誤っていたのか。ITバブルから始めてここで終えたらVC悪玉論に偏り、功罪の功のほうを語られてもあまり響かなかったかもしれないが、長い歴史による企業へのアプローチの変化など今までの変遷があるため、最後のまとめがとてもよく響いた。本書を読んでいて悲しいのは、孫正義はつわものとして出てくるが、東京は出てこないこと。ITにおいて日本のプレゼンスって本当にないんだな。2024/08/09

Hiroo Shimoda

3
VCは単なるリスクテイカーではなく多くはハンズオン。資金以外の多くを提供し、大人の規律を導入する。エクイティガバナンスと言える。カネは出すが口も手も出す、これが本邦との差異だろうか2024/04/27

takao

2
ふむ2024/01/29

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