電力崩壊―戦略なき国家のエネルギー敗戦

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電力崩壊―戦略なき国家のエネルギー敗戦

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296115020
  • NDC分類 540.93
  • Cコード C0034

出版社内容情報

停電ニッポン、なぜ、こうなった?

エネルギー逼迫を受けた緊急出版!!複雑に絡み合った原発問題はいかに解きほぐせるのか?気鋭の論客がエネルギーを切り口に、日本を前向きに軌道修正する道を探る意欲作。

原子力政策の不透明性や電力自由化、急速な脱炭素化政策など、国の根幹をなすべきエネルギー問題は「失策」の歴史にまみれている。平易な語り口で知られる著者が、電力政策の歴史、原発や再エネが抱える様々な課題をわかりやすく解説し、具体的な解決策を提示する。

内容説明

日本の未来に灯りをつなぐため行動したいすべての人へ。停電ニッポンなぜ、こうなった?

目次

プロローグ 揺らぎ始めた“当たり前”
第1章 停電前夜
第2章 第三次オイルショックの衝撃
第3章 電力自由化は誰を幸せにしたのか
第4章 再生可能エネルギーは主役になれるのか
第5章 原子力事業のしんどさは誰がどう担うのか
第6章 起死回生―エネルギー敗戦を回避するには
エピローグ 敗戦を繰り返さないために

著者等紹介

竹内純子[タケウチスミコ]
国際環境経済研究所理事/U3イノベーションズLLC共同代表/東北大学特任教授(客員)。東京大学大学院工学系研究科にて博士(工学)。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、東京電力入社。主に環境部門を経験後、2012年より独立の研究者として地球温暖化対策とエネルギー政策の研究・提言に携わる。国連気候変動枠組み条約交渉にも長年参加し、内閣府規制改革推進会議ほか政府委員も多数務める。2018年にはU3イノベーションズLLCを創業し、新事業の創造による環境・エネルギー問題解決を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

102
(2023-52)タイトルの割にはマイルドな分析。火力、再エネ、原子力、それぞれの問題点についてニュートラルな立場で述べられていると思う。3.11後、脱原子力だった世界の潮流もウクライナ危機と地球温暖化問題から原発増設に方向性も変わってきた。日本が脱原発と言うなら、それでは代替発電をどうするか?真剣に議論せねばならないのになんとなくズルズルと。2050年カーボンニュートラルと言う目標については世界中で合意してるのだから、後はその為の方策だけどそれがなかなか難しい。もう少し踏み込んだ提言が欲しかった。★★★2023/06/09

あすなろ

76
電気はナマモノである。その大前提を基に現在の様々な電力事情を浚えるという内容。再生可能エネルギー・原子力・露のウクライナ侵攻からの現実等々。解決法はなかなかないのだという認識を改たにした次第。多分、電気という特性に着目しながら場所と時間のシフトが起きないとなかなか進歩がないのではないか。つまり電気を作る場所と電力量の安定化に寄与する技術という事になろう。なお、著者の御経歴からも他の著作を読んでみたい。2023/03/12

よっち

38
エネルギー逼迫を受ける中で複雑に絡み合った原発問題はいかに解きほぐせるのか?エネルギーを切り口に、日本が前向きに軌道修正する道を探る一冊。昨年3月の突然の節電要請はなぜ起きたのか。原子力政策の不透明性やそこからの電力自由化や急速な脱炭素化政策により、太陽光発電は世界3位の導入量、一方で毎年稼働率の低下から維持できなくなった火力発電が大量に休廃止していて調整が効かなくなっている現状はもっと知られてもいいのでは…。安全対策コストに5.4兆円を使って未だに稼働しない原発のことを含めていろいろと勉強になりました。2023/01/29

seki

20
電力のあり方について、非常にニュートラルな視点から書かれた良書。電気は貯めておくことができないので、常に需要と供給のバランスをとることが原則となり、そこを出発点に発電、供給などの施策をどうしていくかを考える必要があるという。火力、原子力、風力などの再生エネルギー等々、発電には様々な形態があるが完璧なものはない。一時期、もてはやされた太陽光は今では環境問題に。エネルギーは政争の具になりやすいが、もう少し冷静になって考えようと筆者は呼びかけているように思う。私も同感である。2023/10/28

奈良 楓

20
【良かった】著者は東京電力元社員。 ● 電力業界を擁護しすぎているわけではなく、現状の電力システムにおける問題点と、現実的だけれども声に出しては言いにくい状況説明と提言をしている本と思います。 ● 古巣の東京電力に忖度している感じはないですが、自身の経営する会社はさらっとアピールしています。 ● 電力業界のさまざまな醜聞が明らかになってきており、かつ燃料高でどんどん新規小売事業者が崩壊している2023年の現状で、その状況を踏まえた本が出れば読んでみたいです。2023/09/24

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