出版社内容情報
■すべての金融マン、金融機関が常に考えていなくてはならなくなったESGの最新潮流を解説。ステイクホルダーたちの思惑や動向、投資手法やインパクト計測などについて、独自調査を踏まえ実相を明らかにする。「ESG投資でリターンは向上するのか?」「ESGを経済学の眼からとらえた場合の特徴・可能性・限界は?」といった本質的な問題を取り上げる。
■コロンビア大学MBAの人気講義を書籍化。
内容説明
リターン向上と社会貢献。どう両立させるのか?どちらが優先するのか?世界の主要投資家たちへの独自インタビューをもとに、金融新スタンダードの実相を解明。コロンビア大学人気講義を書籍化。
目次
序章 本書の概要
第1章 ESG投資を定義する
第2章 投資が拡大してきた背景
第3章 ESG投資の対象
第4章 ESG投資の方法論
第5章 主要な投資家
第6章 ESG投資の実態―独自インタビュー調査
第7章 ESG投資は同床異夢なのか
第8章 関連サービス業界の勃興
第9章 二大課題と自主ルールと規制
第10章 ファイナンス理論から見たESG投資
第11章 ESG投資でリターンは向上するのか
第12章 ESG投資への経済学的アプローチ
第13章 今後の発展
著者等紹介
本田桂子[ホンダケイコ]
コロンビア大学客員教授。お茶の水女子大学卒業。経営学修士(ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学大学院)。マッキンゼーのシニア・パートナー、世界銀行グループの多数国間投資保証機関(MIGA)長官CEOを経て、現職。現在、国連の投資委員会の委員、三菱UFJフィナンシャル・グループ、AGC、リクルートホールディングスの取締役も務める。また、企業会計審議会委員、規制改革会議委員なども務めた
伊藤隆敏[イトウタカトシ]
コロンビア大学教授、(兼)政策研究大学院大学客員教授。一橋大学卒業。経済学博士(ハーバード大学)。ミネソタ大学准教授、一橋大学教授、東京大学教授、政策研究大学院大学教授を経て、現在に至る。その間、ハーバード大学客員教授、国際通貨基金調査局上級審議役、大蔵省副財務官、経済財政諮問会議の民間議員、関税・外国為替等審議会会長、「公的・準公的資金の運用・リスク管理等の高度化等に関する有識者会議」座長を務めた。日本経済学会会長(2004年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroo Shimoda
kk
大人のアイス計画