出版社内容情報
戸田 久実[トダ クミ]
著・文・その他
内容説明
アサーティブ・コミュニケーションとは、お互いの立場や主張を大切にした、自己主張・自己表現のこと。パワハラ防止や心理的安全性の実現のためのコミュケーション手法として注目されています。日本アンガーマネジメント協会の理事も務める著者が、多くのコミュニケーション研修の経験から、現場の実例などを多用してわかりやすく解説します。近年はオンライン会議も増え、適切に意見を伝えることが難しい時代になっています。アサーティブ・コミュニケーションを阻害するアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)にも触れながら、トレーニング法を解説します。部下とのコミュニケーションに悩む上司や、遠慮して自分の思いをなかなか伝えられない人など、対人関係を見直したいすべての方を対象にした一冊です。
目次
第1章 アサーティブ・コミュニケーションとは(なぜアサーティブ・コミュニケーションが重要なのか―心理的安全性を実現するために;情報共有だけでなく、感情や価値観のすり合わせが必要な時代 ほか)
第2章 アサーティブになるための準備(相手をコントロールしない、過度な謙遜をしない;「相互信頼」のつくり方 ほか)
第3章 アンコンシャスバイアスの影響に気づく(アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)とは?
アンコンシャスバイアスが、人との行き違いを生む ほか)
第4章 アサーティブな表現のポイント(ときには「言わない」という選択をしてもいい;伝えたいゴールは明確か―ゴールがぶれていないかを振り返る ほか)
第5章 ケース別対応例(攻撃的な相手に、どう伝えればいいか;取引先からの無理なお願いを断るとき ほか)
著者等紹介
戸田久実[トダクミ]
アドット・コミュニケーション株式会社代表取締役。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事。アンガーマネジメントコンサルタント。一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所認定トレーナー。立教大学卒業後、株式会社服部セイコー(現・セイコーホールディングス株式会社)勤務を経て研修講師に。銀行・生保・製薬・通信・総合商社など大手民間企業や官公庁で「伝わるコミュニケーション」をテーマに研修や講演を実施。1on1のコンサルにも対応し、対象は新入社員から管理職、役員まで幅広い。講師歴は29年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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