巨大債務危機を理解する

個数:
電子版価格
¥5,280
  • 電子版あり

巨大債務危機を理解する

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月25日 21時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 504p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784296113668
  • NDC分類 338.01
  • Cコード C3033

出版社内容情報

世界恐慌、リーマン・ショック、欧州債務危機……
市場を揺るがす債務危機や金融危機は、なぜ起きるのか?
過去100年のデータをもとに、巨大債務危機を勝ち抜く《原則》を明かす

世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者にして、2008年の金融危機を予見した伝説の投資家レイ・ダリオ。世界的ベストセラーとなった著書『PRINCIPLES』では、「世の中では同じことが何度も何度も繰り返し起こる」と説き、そのパターンと因果関係を理解すれば効果的に対応するための《原則》を学べると唱えた。

本書は彼の哲学を債務危機や金融危機に適用し、危機が起きるパターンと因果関係を過去100年間、48のケーススタディーから徹底研究。今後の危機を未然に防ぎ、発生した危機を乗り越えることを目的に、彼が研究した「テンプレート(枠組み)」を3部構成で解説する。

歴史上、何度も繰り返されてきた債務危機や金融危機は、いかなるサイクルで起きるのか。危機が生じるパターンと危機の背後にある因果関係を正しく理解することで、私たちは来るべき危機に備えることができる。金融危機を勝ち抜いたレイ・ダリオが、投資家、政府関係者、債務危機に関心をもつすべての人に向けて書いた、市場と経済を理解するための最高の1冊。

【本書への賛辞】
「債務危機と必要な政策対応に関する革新的研究」
――ベン・バーナンキ(元FRB議長、ノーベル経済学賞受賞者)

「次の金融危機を乗り越えるための必読書」
――ローレンス・サマーズ(第71代米財務長官)

「世界最高の投資家による素晴らしい1冊」
――ヘンリー・ポールソン(第74代米財務長官)

「金融危機の歴史を描いた傑作」
――ティモシー・ガイトナー(第75代米財務長官)

内容説明

世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者にして、2008年の金融危機を予見した伝説の投資家レイ・ダリオ。世界的ベストセラーとなった著書『PRINCIPLES』では、「世の中では同じことが何度も何度も繰り返し起こる」と説き、そのパターンと因果関係を理解すれば効果的に対応するための“原則”を学べると唱えた。本書は彼の哲学を債務危機や金融危機に適用し、危機が起きるパターンと因果関係を過去100年間、48のケーススタディーから徹底研究。今後の危機を未然に防ぎ、発生した危機を乗り越えることを目的に、彼が研究した「テンプレート(枠組み)」を3部構成で解説。金融危機を勝ち抜いたレイ・ダリオが、投資家、政府関係者、債務危機に関心をもつすべての人に向けて書いた、市場と経済を理解するための最高の1冊。

目次

第1部 大規模な債務サイクルの原型(大規模な債務サイクルの原型;典型的なデフレ下の債務サイクルの各段階;インフレ下の不況と通貨危機 ほか)
第2部 詳細なケーススタディー(ドイツの債務危機とハイパーインフレ(1918~1924年)
米国の債務危機とその対応(1928~1937年)
米国の金融危機とその対応(2007~2011年))
第3部 48のケーススタディー(48の債務危機;主として自国通貨債務危機(デフレ下のデレバレッジ)
付録:マクロブルーデンス政策)

著者等紹介

ダリオ,レイ[ダリオ,レイ] [Dalio,Ray]
1975年にニューヨークの2LDKのアパートでブリッジウォーター・アソシエイツを創業。45年以上をかけて同社を世界最大のヘッジファンドに育て、フォーチュン誌が「米国で5番目に重要な非上場企業」と呼ぶほどまでに成長させた。タイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」であり、世界中の政府関係者がマクロ経済に関して助言を求める人物。彼が開発したリスク・パリティ戦略、アルファ・オーバーレイ戦略、オール・ウェザー戦略といった革新的投資手法には、複数の団体から特別功労賞が授与されている

伴百江[バンモモエ]
慶應義塾大学法学部政治学科卒。1989年より日本経済新聞社米州編集総局(ニューヨーク)にて金融・経済担当の記者を務め、大手米銀や投資ファンドなどの最高経営責任者(CEO)や創業者のインタビューを数多く手がける。2022年度Citi Journalistic Excellence Award受賞。米国外国特派員協会役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

46
著者は2008年金融危機予見した世界最大ヘッジファンド創業者。投資哲学に基づき過去100年間における世界各国48事例の債務・金融危機を検証、危機防衛策を考察。バブル定義は①価格割高②更なる価格上昇が織込済③強気市場心理が支配的④借入が高水準⑤将来価格上昇が投機対象に⑥新規投資家の市場参入⑦行き過ぎた金融緩和。市況はバブル→ピーク→不況→美しいデバレッジにて循環し、適切なマクロプルーデンス政策と秩序だった企業破綻が重要と説く。巨大サイズで500頁超の書籍だが事例が具体的かつ過去100年事例が網羅され有用。2023/10/15

タキタカンセイ

3
世界最大のヘッジファンド代表として修羅場をくぐってきた著者が、歴史上の出来事から現在進行形の現象まで「巨大債務危機」を細密に分析した本。大恐慌やドイツのハイパーインフレはぼんやりとしたイメージとしてしか知らなかったが、これを読むと政府や中央銀行がどんな「対策」をしたのか、しなかったかがわかる(と言ってもおおざっぱにしか理解できなかったけど)。‘危機をうまく切り抜けられなかった国に誕生するポピュリスト政権‘という記述に唸る。装丁も巨大な本なのでご注意を。2024/05/07

kuu

3
ヘッジファンドのキング?が、過去にあった債務危機の原因を詳しく解説して頂ける非常に有り難い書籍。完全に理解するのは難解だが、全体を掴む程度に理解できれば、と思い読み進めた。ドイツのハイパーインフレの記載はとても印象に残った。なんとなくは知っていたが本当に?という感じがあり今までは半分空想のお話のように思っていたが、ここまで具体的な説明があると、改めて現実なんだと思い知らされ、日本は大丈夫?と思ってしまった。対外債務が少ない間は心配いらないだろうが、このドイツの例を教訓に少しでも未来をヘッジできればと思った2023/08/16

トダ―・オートマタ

0
かなり、大きく厚く難解な本。 債務危機のテンプレート ドイツのハイパーインフレ、大恐慌、リーマンショックの詳細 48のケーススタディの流れになっている。 バブル、ピーク、不況、デレバレッジの順で債務危機が起こるがそれに政府、中央銀行が適切に対応できるとは限らない。 リーマンショックはかなりうまくやったケースらしい。 危機の時にやりがちな間違いは、「緊縮財政」「銀行を罰する」と思った 債務危機はインフレ下のほうが厄介である 2024年現在の日本株はバブルの兆候7つのうち5つ満たしている?2024/05/30

akon

0
https://akon.hatenablog.com/entry/2023/05/02/2112062023/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20390991
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品