Why We Die―老化と不死の謎に迫る

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Why We Die―老化と不死の謎に迫る

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296113590
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0045

出版社内容情報

私たちはなぜ死ぬのか?
ノーベル賞学者が語る驚きの真実

生物学に革命が起きている。
人類史上初めて、老年期の健康状態を改善し、最大寿命を延ばせる可能性が高まっている。
急速に進む寿命と老化と病の研究は、人類に何をもたらすのか?
ノーベル化学賞受賞の生物学者が最新の科学的知見をもとに寿命と老化を解説。

・なぜ私たちは老いるのか?
・なぜある種の生物は、他の生物よりも長生きなのか?
・充実した健康長寿のために、何をすればよいか?
・どのような食事、運動、睡眠が必要なのか?
・アンチエイジング治療やカロリー制限には意味があるのか?
・寿命を延ばすことが可能になったとき、人類には何がもたらされるのか?

英国王立協会科学図書賞最終候補作(2024年)

「100年以上前の遺伝子の発見とともに始まった生物学の革命によって、今日私たちは岐路に立たされている。
老化の根本原因にかかわる近年の研究によって、人類史上初めて老年期の健康状態を改善できるだけでなく、人間の最大寿命を延ばせる可能性が高まっているのだ。」――本書より

内容説明

私たちはなぜ死ぬのか?生物学に革命が起きている。人類史上初めて、老年期の健康状態を改善し、最大寿命を延ばせる可能性が高まっている。急速に進む寿命と老化と病の研究は、人類に何をもたらすのか?ノーベル化学賞受賞の生物学者が最新の知見をもとに解説。ノーベル賞学者が語る驚きの真実。

目次

不滅の細胞と使い捨ての肉体
生き急ぎ、死に急ぐ
破壊される遺伝子
問題は末端にあり
生物時計をリセットする
ゴミのリサイクル
過ぎたるは及ばざるがごとし
小さな虫が教えてくれること
私たちに巣くう寄生生物
満身創痍の肉体と吸血鬼の血
ペテン師か、預言者か
私たちは永遠の命を手に入れるべきなのか

著者等紹介

ラマクリシュナン,ヴェンカトラマン[ラマクリシュナン,ヴェンカトラマン] [“Venki”Ramakrishnan,Venkatraman]
1952年インド生まれ。マハラジャ・サヤジラーオ大学バローダ卒業後、オハイオ大学にて博士号(物理学)取得。その後2年間、カリフォルニア大学サンディエゴ校にて生物学を研究し、イェール大学でのポスドク研究員時代にリボソーム研究を開始した。ブルックヘブン国立研究所、ユタ大学を経て、1999年からイギリス・ケンブリッジにあるMRC分子生物学研究所の研究員を務めている。リボソームの構造と機能に関する研究の第一人者で、2009年にはリボソームの構造を原子レベルで解明したことに対してノーベル化学賞を共同受賞した。2015年から2020年まで英国王立協会会長を務めた

土方奈美[ヒジカタナミ]
翻訳家。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kazhc57

3
このまま大学の教科書になりそうな専門的な裏付けの、老化研究の最前線の解説書です。20世紀後半からの研究の流れを、個人名を出しながら面白おかしく解説しています。一時期よく聞いたサーチュイン遺伝子のことをなぜ最近聞かなくなったのかがよく分かりました。ラパマイシンやメトホルミンが老化防止の薬としてもてはやされている現状や、その信ぴょう性についても解説されています。筆者のスタンスは「老化研究は死に対する原始的恐怖に付け込んでいる」というものです。ややこしいエピジェネティクスについてもこの本でやっと腑落ちしました。2025/02/25

Keikoh

3
進化が重視するのは適応度、すなわち遺伝子を効率的に次世代に受け継ぐ能力だけだ。長生きに意味があるのは、老衰で死ぬよりはるかに前に捕食者に食べられたり、病気や事故で死んだりしない場合だけだ。動物のなかでも捕食者を恐れる必要のない幸運な種の場合、長生きするほど相手を見つけて繁殖する機会が増える。その場合は代謝率を落とし、日がな1日食料を探し歩かなくてもいいようにすることが長生きするための優れた戦略になるのかもしれない。いずれのケースでも、寿命は進化によってそれぞれの種の適応度が最適化された結果である。2025/02/23

nago

1
老化研究とは直接的に利害関係を持たない分子生物学者の著者(リボソームの構造解析でノーベル賞受賞)が、客観的に老化に関わる科学の知見を概説。遺伝子・細胞・組織が関係し合い老化から死に向かう複雑なメカニズム故に、たとえ科学が進んでも世でもてはやされてるほどの劇的なアンチエイジングや不老不死は困難であるというドライな立場(ぼくもそう思う)。読みごたえある一冊でした。2025/03/27

Go Extreme

1
老化と細胞:不滅の細胞 癌細胞 幹細胞 使い捨ての肉体 老化のメカニズム 遺伝子損傷 テロメア短縮 酸化ストレス 進化と寿命:エントロピー 進化的適応 種による寿命差 捕食者の影響 飛行能力と寿命 老化と世代交代 DNAと老化:DNA損傷 修復メカニズム 遺伝子変異 癌との関係 細胞寿命 若返りと再生:生物時計 幹細胞 リプログラミング 山中因子 オートファジー 若返り因子 社会と倫理:長寿社会の影響 経済的負担 政治的変化 生命倫理 資源の分配 結論:老化研究の進展 健康寿命の延長 科学と倫理のバランス2025/03/19

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