出版社内容情報
700年続く武家政権の創始と日本の中世とは何か、を解明
平安の律令政治が崩れていく中、時代を再構築できない院、平家。
源頼朝は、先行きの見えないこの時代に登場する。
変革期に現れる混沌の中に、光明を見いだし、新時代、日本の中世を
形づくっていった立役者たちの成功と失敗
頼朝はじめ、中世草創期の立役者たちは
何を成し遂げ、何を間違ったのか……
後三条天皇、白河上皇、鳥羽上皇、崇徳上皇、後白河法皇、
以仁王、藤原忠実、藤原頼長、藤原信頼、安倍晴明、大江匡房、
鴨長明、平正盛、平忠盛、平清盛、平重盛、源為義、源義朝、
源頼朝、木曾義仲、信西、西行、文覚、運慶、北条時政、
北条政子、北条義時、三浦義明、上総介広常、千葉常胤……
内容説明
700年続く武家政権の創始と日本の中世とは何か、を解明。平安の律令政治が崩れていく中、時代を再構築できない院、平家。源頼朝は、先行きの見えないこの時代に登場する。変革期に現れる混沌の中に、光明を見いだし、新時代、日本の中世を形づくっていった立役者たちの成功と失敗。
目次
序章 因果応報の中世と院政(「日本」誕生の矛盾に挑んだ後三条天皇;政治を省みなかった白河上皇の大罪)
第1章 保元の乱と信西政権(平清盛を先駆けた信西の凄味;源平時代の幕を開いた藤原頼長の狂気 ほか)
第2章 “平家にあらずんば”の功罪 平治の乱と平清盛(新時代の到来を見通せなかった天下人・平清盛)
第3章 第二の清盛になりかけた源氏の棟梁たち(“運”に左右された“鎌倉殿”源頼朝の真骨頂;天下を取りそこねた“旭将軍”木曾義仲 ほか)
終章 “鎌倉殿”を支えた人々(頼朝の愛弟子・北条義時、思いがけず鎌倉幕府を背負う;仏師・運慶、創造者必須の条件 ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
歴史家・作家。1958年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、奈良大学文学部研究員を経て、現在は大学・企業の講師を務めながら、著作活動に勤しんでいる。内外情勢調査会講師。中小企業大学校講師。政経懇話会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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