出版社内容情報
新しいロールモデルとして、20代~60代まで幅広い層に支持されている薄井シンシアさん。
専業主婦17年を経て47歳で「食堂のおばちゃん」(カフェテリアマネジャー)から社会復帰、時給1300円の電話受付を経て、一流ホテルの営業職へ。3年後には、営業開発副支配人に昇進し、さらに、大手飲料メーカーのオリンピック・パラリンピックホスピタリティシニアマネジャー…と異色のキャリアを積んできました。
その後、オリンピック延期に伴い、コロナ失業を経験。61歳でスーパーのレジ打ちをしながら転職活動をし、2021年春に外資系ホテルのカントリーマネージャーに就任しました。
本書では、これまでの記事や書籍では語り尽くせなかった
◆40代からつないだキャリア
◆58歳で経験した円満離婚
◆コロナ失業のどん底経験
など、後半人生の大きな転機の乗り越え方などに着目。
・再就職を考える専業主婦
・子育てと仕事の両立に悩む共働き世代
・余裕がない生活を送る30~40代
・後半人生のキャリアに悩む50代
人生の選択肢を前に迷い続ける読者のみなさんへ
「どんな状況でも納得のいく人生をつかめる、決め抜く力」の秘訣を届けます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
49
薄井シンシアさんの講演を昨年12月に聞いたので、著書も読もうと。自分の弱みも強みも把握して、自分が満足できる生き方、納得できる人生を選び取っている。強い女性だと思う。私と同年代の彼女の価値観や生き方にとても刺激を受けた。人生100年時代、いつからでも何歳からでも自分で決めていこう。2022/02/05
たかこ
40
自分を客観的に分析できる力って強みだよね。著者の元専業主婦からの仕事キャリアもすごいけれど、人生という長い時間の中でその時々のことを選択して決断していくという考え方が今につながっているのだと思う。失敗したくない気持ちが強いと何もできなくなってしまう。納得いく自分でいるために、決め抜く一つの方法として、最悪のシナリオを描いてみて判断するとのこと、参考にしたい。いつか幸せになる、よき明日のために生きるではなくて、今自分の手の中にあるものを見つめて満足する、きちんと評価しよう。2023/03/01
kum
39
17年専業主婦として子育てに専念した後、47歳で再就職、その後幾度かの転職や失業、離婚も経て62歳の現在、ホテルの社長をされている著者。サクセスストーリーのように見えても、今に至るまでの迷いや躓きや決心はとても身近に感じるものだった。終始書かれているのは、その時大切にしたいものを軸に自分で考え決めることで、人生の手綱は自分で握るということ。今の立場を得ても、人生で一番幸せだったのは娘を育てた17年間だったというシンシアさん。「これからの人生は「幸せ」ではなく「満足」でいい」という言葉が胸にストンと落ちた。2022/01/25
ゆう
6
色々な考え方があるんだよ。と教えてくれる本かな。私はそこまで響かなかったけど。自分に対する見方はかわるかも。あと、自分の中でもかえれることと、変えられないことがあるし、人によって強みになるか弱みになるかが変わるはわかりやすかったな。2022/06/24
林檎
6
著者のことを知らずにタイトルだけで借りましたが、とても面白かったです。 さまざまな経験を積んだ著者だからこその説得力、なるほど~と思わせる内容でした。 人生に迷っている女性におすすめです。2022/01/30
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