感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばたやん@かみがた
103
《“復習”とエセ科学撃退に最適》本書刊行が第5波が沈静化した21年12月。年明けからの怒濤の第6波拡大そして小康状態経て第7波が囁かれる現在から見ると、コロナ情勢の有為転変ぶりと収束へ向けた展望のなさに溜め息が出てきます。しかし、本書の内容は、三密・マスクなどの日常の身近な対策とワクチンとの役割分担、漸く有効性あるものが出だした治療薬やワクチンの機序、種類、効能やウイルスの変異の意味など、我々がこの2年間、メディアなどで断片的に得た知識をもう一度整理し体系づけるのに役立ちます。(1/2)2022/04/06
だまし売りNo
39
新型コロナウイルス感染症の第8波の襲来で、各地で新規陽性者数が増え始めている。北海道の新規陽性者数は過去最多水準に到達しつつあり、東京都も感染者数が増えています。北海道ではバスが運休するなど生活にも影響を及ぼしている。改めて新型コロナウイルス感染防止に取り組む必要がある。 2022/11/05
てつのすけ
35
第6波にある今、自分自身の今までの行動が正しかったのか、振り返るために読んだ。この答えは、10年後、20年後でないとわからないであろう。当たり前だが、あらためて認識した。早く収束して、マスクなしで、出かけたいものだ!2022/02/19
ぐっち
22
テレビでもすっかりおなじみになった峰先生と記者Yこと山中氏の対談第二弾。情報や論文の正しさに関しては、かなり辛辣な「ブラック峰先生」も顔を出し議論も白熱。テレビと見比べてこの本の面白さは、山中氏の絶妙な(たぶん受験で生物を受ける高校生なら「ああ、あれなー」ぐらいの)レベル設定と、コロナの理解ではなく、情報の受け取り方のほうに重きを置いていることにあると思う。唯一の不満は、前回に合わせて新書で出してほしかった!2022/01/15
kitten
20
図書館本。コロナの病態、治療薬、ワクチンについての情報と、科学の考え方について。科学者は常に、自分が間違っていないか恐れ続けていないといけない。「間違いない」とか思ってしまうと、とんでもない方向に突っ走っているかも。すぐに答えを求めてはいけない。峰先生によると、わたしたちは「そこそこ正しかった」。世界的にみると感染者、死者数とも成功している国。他国とくらべて、国民が平均的に優秀で、みんながしっかり感染対策できてるから、とのこと。ただ、このあとオミクロン株が登場するんだよね。。それでも、日本は頑張れる。2022/02/14