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内容説明
世界が認める技術者から本物のバイオプラを学ぶ。地球に優しい新たなプラスチックで未来の扉を開けよう。
目次
プラスチックと地球環境の破壊
プラスチックは4種類に分類される
バイオプラスチックとは
バイオプラスチックの普及 現在・過去・未来
バイオプラスチックは世界の注目テーマ
プラスチックに関する化学知識の整理
主な生分解性のバイオプラスチックの種類と特徴
バイオプラスチックの応用製品から学ぶ
バイオプラスチックの品質・安全性
バイオプラスチック製品の加工方法
サーキュラーエコノミー
バイオプラスチックの普及へ向けて
私のバイオプラスチック加工技術開発の取り組み
著者等紹介
小松道男[コマツミチオ]
小松技術士事務所所長。ものづくり名人(内閣総理大臣より授与された称号)。2020年度(令和2年度)気候変動アクション環境大臣表彰「気候変動アクション大賞」受賞。1990年度(平成2年度)技術士第二次試験史上最年少合格(当時27歳)。アルプス電気を経て1993年小松技術士事務所を設立、国内外の企業へ技術コンサルティングを展開中。1982年度(昭和57年度)日本機械学会畠山賞受賞。2012年米国務省と米航空宇宙局(NASA)、米国際開発局、米NIKE(ナイキ)主催のLAUNCH Beyond WasteでInnovator of Innovators受賞(米国ベンチャー企業共同創設者として)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たんかれ~
13
生分解性プラ、これから更なる普及が必要ですし、していくでしょう。まだ用途や品質は石化由来プラに及ばないけど、温暖化と海洋マイクロプラを考えると喫緊の課題。ポリ乳酸(PLA)、ポリ・ヒドロキシ・アルカノエート(PHA)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリ・ブチレン・サクシネート(PBS)、ポリ・ブチレン・アジペート・コ・テレフタレート(PBAT)、スターチ・ブレンド、PHBH、ポリ・グリゴール酸(PGA)、ヘミセルロース、カゼイン樹脂。上位認証の『グリーンプラ認証』、インセンティブ認証の『バイオマスプラ』。2021/07/11
たつ
2
バイオプラスチックが大気中のCO2削減やマイクロプラスチック削減に効果が見込めることは分かったが、まだまだ普及には課題がたくさんありそうだ。しかし人類は地球に住み続ける以上地球環境問題と向き合い続ける必要があるため、技術の進歩とともにバイオプラスチックの普及も進んでいくのだと思う。個人的には仕事柄バイオプラスチックも検討しながら地球環境問題に貢献しなければならないので興味を引く内容であり勉強になった。2022/01/08
color
2
バイオプラに昔から興味があったので、さっそく読んでみた。 バイオプラの種類や現状、特質といった部分にわかりやすく記載あり、よかった。「教科書」であるから、一部とっつきに部分(分子式や各特徴の表記など)はあるだろうが、バイオプラについてきちんと理解を深めようと思うと、とてもいい本。 この分野についてコラムを書いたり、伝えたりする方、こうった分野に興味があったり、取り組みたい方にも最初の導入書として、とても適切だと思う。2021/05/03
Toruo555
1
プラスチック:累計89億トン生産され、年間4億トン弱生産されている。99.9%は化石由来の非生分解のポリ、ペットなど。非化石、化石、生分解、非生分解の組み合わせ4パターンに分類される。地球に優しい非化石、生分解だが強度とコストに弱点あり改善中。強度な低くても良いワンウェイ使用向き。リサイクル率9%、埋設、海洋流出は78%などなど。2021/08/05
はせがーとも
0
ひどい本。全く教科書になってない。筆者の自慢話2023/04/19