人事の組み立て―脱日本型雇用のトリセツ

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人事の組み立て―脱日本型雇用のトリセツ

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784296109272
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3034

出版社内容情報

ジョブ型なんて愚の骨頂だ!欧米型の人事制度に飛び付く日本の経営者と人事担当者を戒め、人 事の本質を面白く分かりやすく説く。

内容説明

欧米のモノマネをしようとして全く違うものになり続けた日本の人事制度。雇用のカリスマが「ジョブ型」を斬る!

目次

はじめに 「ジョブ型」祭りに見る脱日本型、失敗の本質
1章 欧米と日本の雇用システムの違いをしっかり学ぶ(職務主義と職能主義の根源的な違い;結局「職務主義もどき」しか作れない理由;成果給で本当に変わったこととは? ほか)
2章 日本型雇用につきまとう5つの社会問題(ミドルが生きづらいのは日本だけ?その構造的な理由;50年間ずっと変えられなかった長時間労働;帰宅を阻む「二神教」社会 ほか)
3章 人事の組み立て―脱日本型の解(キャリアの法則というものに気づいていますか?;リクルートの人事制度を総合商社がマネできない理由;重厚長大企業が「新たな血」を受け入れる方法 ほか)
終章 偏見で語る「人事の嗜み」

著者等紹介

海老原嗣生[エビハラツグオ]
雇用ジャーナリスト、ニッチモ代表取締役、厚生労働省労働政策審議会人材開発分科会委員、大正大学特命教授、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授。1964年東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Sakie

14
熱くて理解の進む人事本。私は日本型雇用制度が悪いとは思っていない。むしろ、日米欧の制度を客観視することで、中途半端に輸入した概念を切り分けて、日本の中小企業に最適化したシステムを見通せないかという読みは当たった。わかりやすい。職能vs職務の理解と、企業の持つ性質によるキャリアのタイプ分けで、ずいぶんすっきりした。大企業を念頭におく解説だが、零細企業にもじゅうぶん解釈流用可能だ。年功序列万歳。この考え方があれば、世間の流行りメソッドに振り回される無駄は無くなるだろう。役所の押し付けに惑わされる無駄もまた。2021/11/27

オフィス助け舟

7
ほんとうのジョブ型とは「ポスト型」/ポストは定員が決まっていて本人同意なしに変えられない/「欧米ではWLBは取れている」は幻想。エリートはモーレツに働く。WLBが取れるのは給料もやる気も上がらないノンエリート/日本でブラック労働が減らないのは「お客様」と「上司」の2神教のせい/日本では「誰もが階段を上がれる」から評価して引き上げる上司の命令に背けない/育成のキモは「成長の階段を設計すること(本人のやる気に任せない)」/育成の「精緻」「一律」はやめるべき……等々、日本の人事問題にファクトを元に切り込んだ良書2024/04/30

tkokon

6
【ジョブ型なるもの】ジョブ・ディスクリプションを作って、社員の「役割」定めて、「役割」毎の給与を定めたら、社員の役割と責任が明確になる。と無邪気に考えている「昭和のおじさま」が何と多いことか。ジョブ型に移行するとは「何を得て、何を手放すか」を突き詰めるということ。日本企業は、社員のロイヤリティや、社員を会社都合で異動させることや、それを通じて社員が育つこと等、今の制度のメリットを本当に手放すのか?それが本当に正しい事か?制度設計・運用の常として「良いとこ取り」は破綻する。本書はそのことに気づかせてくれる。2021/05/05

僕です

5
プロダクト側だったり業務側だったりのDXだ。デジタル化だ。カスタマーサクセスだ。アジャイルだ。みたいな流行ワードの取り入れの失敗事例はよく聞いていたが、人事側も同じことが起きているんだなと確認。知らないままふんわりしゃべる人にならないためにあらゆる知識と止まらない思考が大事。2021/06/30

しゅー

5
★★★各国比較のデータや図表が充実していて、ここまでの著者の集大成と言えよう。「ジョブ型」の議論が盛んだが、「ポスト」の数が厳格な欧米型の雇用と日本のそれではジョブの概念が異なる。日本には「JD神話」が根強いが、実は欧米の職務記述書なんて曖昧な記載だらけなのだ。そもそも強力な人事権は手放さずに、ジョブ型への移行を考える日本企業はナンセンスである。欧米の「二つの世界」をごっちゃにして、あちらの非エリートの働き方を全員が「階段を上る」日本人に当てはめるから苦しくなる。「帰宅を阻む『二神教』」は身につまされた。2021/06/24

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