出版社内容情報
ジョブ型なんて愚の骨頂だ!欧米型の人事制度に飛び付く日本の経営者と人事担当者を戒め、人 事の本質を面白く分かりやすく説く。
内容説明
欧米のモノマネをしようとして全く違うものになり続けた日本の人事制度。雇用のカリスマが「ジョブ型」を斬る!
目次
はじめに 「ジョブ型」祭りに見る脱日本型、失敗の本質
1章 欧米と日本の雇用システムの違いをしっかり学ぶ(職務主義と職能主義の根源的な違い;結局「職務主義もどき」しか作れない理由;成果給で本当に変わったこととは? ほか)
2章 日本型雇用につきまとう5つの社会問題(ミドルが生きづらいのは日本だけ?その構造的な理由;50年間ずっと変えられなかった長時間労働;帰宅を阻む「二神教」社会 ほか)
3章 人事の組み立て―脱日本型の解(キャリアの法則というものに気づいていますか?;リクルートの人事制度を総合商社がマネできない理由;重厚長大企業が「新たな血」を受け入れる方法 ほか)
終章 偏見で語る「人事の嗜み」
著者等紹介
海老原嗣生[エビハラツグオ]
雇用ジャーナリスト、ニッチモ代表取締役、厚生労働省労働政策審議会人材開発分科会委員、大正大学特命教授、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授。1964年東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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