出版社内容情報
プログラミングなしでアプリケーションを開発できるノーコードや、少しのプログラミングで開発できるローコードの開発ツールの利用が本格化しつつある。
海外では既に多くの企業が取り入れており、国内での利用も進み始めた。マイクロソフトやグーグル、アマゾンといった有力ベンダーもローコードやノーコードのツールを提供し始めている。他のツールも既存のExcelデータなどを元に、簡単にアプリを作成できる。多くのツールはクラウドに対応しており、作ったアプリをパソコンだけでなくスマホやタブレットでもすぐに使えるようになる。
デジタルトランスフォーメーション(DX)のためには、現場でのデジタル化推進が必要であり、ノーコードやローコード・ツールはそのためにも役に立つ。新型コロナ対策のためのテレワークへの対応などでもノーコードやローコードは役立っている。例えばロイヤルは1カ月で新しいシステムを立ち上げた。
本書では企業の事例など国内におけるノーコードやローコードの最先端を追うとともに、上記3ベンダーのツールや国内で人気の高いサイボウズのKintoneなどツールのレビューも掲載している。これからローコード/ノーコードに取り組もうという企業にとって参考になるはずだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
78
最近は環境の変化に素早く対応していくための開発方法が出てきています。むかしはウォーターフォール型開発がほとんどでしたが最近はアジャイル、エンタープライズアジャイルなどの開発が出てきています。そのなかでこの本で述べているようなコードを書かない開発が今後の主流になるのではないでしょうか?ムック的な本で若干不満はあるのですが一通りの理解はできます。2021/06/15
くらーく
1
やりたい事がはっきりしていれば、スクラッチでもローコードでもノーコードでも。突き詰めれば、みんなが仕事で解決したい事(やりたい事)を開発して使えば良いと思うのだが。野良VBAの事があったけど、それはそれで引き継いだ人が新たに作るなりすれば良いと思うけどな。能力が足りないのではないか?何だか日本の労働者は劣化しているんじゃないの。昔の職人は自分で工具や治具を自作したり手直しして使っていたんじゃないの。2023/03/08
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