出版社内容情報
まるでホテルを予約するかのように、インターネットだけで住宅を借りて住む。働き方が多様化する中、まちの中のどこでも快適に仕事ができる。何よりも、まち全体が暮らす人のニーズに合わせて便利に、豊かに、そしてしなやかにアップデートされていくーー。
私たちの生活はいま、大きく変わろうとしています。変革をもたらすのはズバリ、PropTech(プロップテック)。土地や建物(Property)の活用に、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)などの最新技術(Technology)を用いることで、新たなビジネスやサービスが続々と誕生しています。Fintech(フィンテック)不動産版とも呼ばれ、その市場規模は実に100兆円に及ぶ「最後の金脈」。ビジネスだけではなく、新たな資産形成の手段としても注目されています。
本書は、そんなPropTechの歴史から、新たなサービスや技術、国内外のプレーヤーに至るまで、その全貌を明らかにします。土地や建物を軸に新たな事業を起こしたい、あるいは自らの資産を有効に活用したいなど、PropTechをチャンスと捉える人、必読の書です。
内容説明
ビジネス、資産活用がガラリと変わる。
目次
第1章 PropTechとは何か(ネクストFintechと呼ばれる、XTech「最大の金脈」;PropTechの発展は3ステップの歴史)
第2章 PropTechのサービス(PropTechは「アンバンドリング」と「ワンストップ化」;一般ユーザーから見た、不動産の購買と消費を変革するサービス ほか)
第3章 PropTechを支えるテクノロジー(AI(人工知能)
VR(仮想現実) ほか)
第4章 PropTechを取り巻くプレーヤー/エコシステム(PropTechを取り巻くエコシステムとは;起業家のチャレンジ:顧客の問題解決のために組織する ほか)
第5章 PropTechで何が変わるのか(「暮らし」が変わる;「おとり広告」がなくなる⇒リアルタイム業者間サイトの衝撃 ほか)
著者等紹介
桜井駿[サクライシュン]
株式会社デジタルベースキャピタル代表パートナー。みずほ証券株式会社、株式会社NTTデータ経営研究所を経て、2019年に株式会社デジタルベースキャピタルを設立。規制産業領域であるPropTech、Fintechのスタートアップ投資・育成、大手企業向けのデジタル戦略、DXに関するコンサルティングを行う。不動産・建設領域のスタートアップコミュニティ「PropTech JAPAN」の設立や、一般社団法人Fintech協会事務局長、経済産業省新公共サービス検討会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。