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目次
まえがき アフターデジタル社会を作る、UXとDXの旗手へ
第1章 世界中で進むアフターデジタル化
第2章 アフターデジタル型産業構造の生き抜き方
第3章 誤解だらけのアフターデジタル
第4章 UXインテリジェンス 今私たちが持つべき精神とケイパビリティ
第5章 日本企業への処方箋 あるべきOMOとUXインテリジェンス
あとがき 待ったなしの変革に向けて
著者等紹介
藤井保文[フジイヤスフミ]
株式会社ビービット東アジア営業責任者。1984年生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。2011年ビービットにコンサルタントとして入社。2014年に台北支社、2017年から上海支社に勤務し、現在は現地の日系クライアントに対し、UX志向のデジタルトランスフォーメーションを支援する「エクスペリエンス・デザイン・コンサルティング」を行っている。2018年9月からはニューズピックスにおいて、中国ビジネスに関するプロピッカーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
99
前著よりもはるかに具体的になってきてわかりやすさがありました。アフターコロナ、アフターデジタルということでの今後のこのような分野での参考になるものと感じられます。私はとくに第4章のUXインテリジェンスという箇所が重要なカギを握っていくものと思いこの部分だけ再読しました。2021/01/31
d2bookdd
47
『UX』=顧客体験。を向上させるのが目的。顧客自身が気付いていない障害を取り除き、想像を超える体験で喜びを与え、ファンを獲得する。綿密な設計が必要。その設計の出来る人財が、数多く必要。2021/06/08
ミライ
42
昨年リリースされた「アフターデジタル」の続編。2020年の3月~5月にかけて書かれたということで、コロナ騒動も念頭に入れた形でアフターデジタル(すべてがオンラインでつながった世界)について語られる、本書では前作の「アフターデジタル」の復習から始まり、日本での状況整理、本著のメインテーマであるUX(新たな顧客体験)の活用方法などが語られる。最近出てくるITサービスのほとんどがアメリカ・中国発というのは本書を読めばなんとなくわかると思う、といいつつもこれからの日本に期待。2020/08/08
kana
38
ヒット作の2作目と聞いて予想していた内容を良い意味で裏切られるような、骨太な内容。なんなら2冊目をこそ、読んだ方がいいかもしれない(1冊目は未読ですが)。1冊目で提示していた仮説や事例が時を経てどうなったかを振り返り、地に足のついたDXの始め方を説いており、コンセプトの提示に閉じず、周りの取り組みを当てはめて考えやすいよう構成されているのがよかったです。でもだからこそ、その意味を理解するには実践しながら何度も読み返す必要がありそう。DXの先にある新たなアーキテクチャが自由に繋がるというのもとても興味深い。2022/01/17
速読おやじ
37
UX(顧客体験)の価値を高めないと、DXなんてやっても意味がない。とにかくユーザーエクスペリエンスの重要性が繰り返し主張されている。アリババがやっているOMOのスーパーを視察して、その方法論だけ真似てもダメだと。世界観を作り、とにかくUXだと。UXとらユーザー(デザイン)、ビジネス、テクノロジーの3つが関わり合う時に生まれる体験である。さて、データがお金になるというのは幻想で、UXに還元して初めて意味がある。アフターデジタルとは、UXの視点から社会変化を見直すという試みだ。UX、もう少し考えてみよう。2020/10/17