迷えるリーダーがいますぐ持つべき１枚の未来地図

横田 伊佐男【著】

日経ＢＰ（2020/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 272p／高さ 22cm
• 商品コード 9784296106073
• NDC分類 336.1
• Cコード C0034

出版社内容情報

■「賢者の知恵」と「成功者の事例」を「1枚の地図」に凝縮！
リーダーは、絶対に迷ってはならない。
だが、実際のところ、迷わないリーダーはいない。
過去に経験のない状況で判断を迫られたら、どんなリーダーも迷うものだ。
では、どうしたら正しい判断を下せるのか──。
実は、正しい判断にたどり着くための、とっておきの方法がある。
それは、「1枚の地図」を描くことから始まる。
著者は、数多くの経営者と接し、戦略立案や商品開発を手掛けてきた人気コンサルタント。
「賢者の知恵」として、クリステンセン、キム＆モボルニュ、コトラー、アンゾフ、ミンツバーグ、チャンドラー、ポーター、ドラッカー、ケープルズ、コリアーを引用。
「成功者の事例」として、Google、NETFLIX、富士フイルム、マイクロソフト、デアゴスティーニ、日本一の行商人、サイバーエージェントの事例を紹介。
世界の経営学の知恵と、競争を勝ち抜いてきた企業の成功事例を織り交ぜながら、6ステップで「1枚の地図」に落とし込んでいく。

■30年後の「未来」と「現在」をつなぐ壮大な物語
主人公はつぶれかけたレンタルビデオ屋の経営者、藤堂篤郎。倒産の危機の中、山奥で自殺をしようとした藤堂は、一人の男と出合う。経営学の教授というその男、ヤシロは藤堂に地図の描き方を指南する。さらに、従業員を巻き込んで、「1枚の地図」が出来上がっていく。それにより、レンタルビデオ店は驚く方向へと進んでいく。
30年後の「未来」と「現在」をつなぎながら、企業を成長させる要点を壮大な物語に載せて、明かしていく。

内容説明

主人公はつぶれかけたレンタルビデオ屋の経営者、藤堂篤郎。倒産の危機の中、山奥で自殺をしようとした藤堂は、一人の男と出会う。経営学の教授というその男、ヤシロは藤堂に地図の描き方を指南する。さらに、従業員を巻き込んで、「１枚の地図」ができ上がっていく。それにより、レンタルビデオ店は驚く方向へと進んでいく。３０年後の「未来」と「現在」をつなぎながら、企業を成長させる要点を壮大な物語にのせて、明かしていく。

目次

第１部　リーダーが決める「戦略」（ゼロを足して、高みを目指せ！；鳥の目で、風をよめ！；方角は、４戦略から決めよ！）
第２部　スタッフが実行する「戦術」（細かく砕いて、戦術検討！；コミットできる、行動目標を掲げよ！；惹き付けて、押し込め！）
第３部　「戦略」と「戦術」の両輪（“徹底解説”１枚の地図；“強者の秘訣　Ｆｉｎａｌ　Ｃａｓｅ”サイバーエージェントの「戦略」と「戦術」）

著者等紹介

横田伊佐男［ヨコタイサオ］
マーケティングコーチ。東京都出身。横浜国立大学大学院博士課程前期経営学（ＭＢＡ）および同大学院統合的海洋管理学修了。専門はマーケティング。シティグループ、ベネッセグループにて、ダイレクトマーケティング、データベースマーケティング、ＣＲＭコンサルティング部門の責任者を歴任。約６０００商品のプロモーション開発、大手企業１００社超のコンサルティング経験を体系化し、２００８年に独立。横浜国立大学成長戦略センター研究員、横浜国立大学客員講師、早稲田大学エクステンションセンター講師、日経ビジネス「課長塾」講師。ＣＲＭダイレクト株式会社代表取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[じゅむろりん]

今の仕事と直接関係ないのですが，管理職の端くれとしての社会勉強的な好奇心で年末年始の読書に選びました。講義形式ではなく小説仕立て。経営不振のレンタルビデオ店経営者「藤堂」が，自殺しようと迷い込んだ山中で悠々自適に過ごす経営学教授「ヤシロ」に出逢い，「1枚の地図」で経営を立て直す。迷ってはいけないリーダー達は迷っている。だからこそ戦略と戦術が詰まった1枚の地図を書くことで未来を切り開こうと説く。富士フイルムやFAANGの実例が納得感を増します。テレビリモコンにNETFLIXボタンがある理由に驚愕。

2021/01/07

[スプリント]

ストーリーに合わせて経営理念を学ぶことができます。 なかなか想定どおりに進むものではないと思いますがブレないことと課題を的確に捉えて決断することが重要であることが理解できました。

2020/12/31

[ga-ko]

この本を自分用に要約して常に手元に置きたい。 ストーリー仕立てがすごくわかりやすい。

2021/05/11

[spike]

ものすごい目ウロコだったりカリスマなアジテーションでなくても、手にしやすくわかりやすいことを具体的に説くのが勝者だな、と本書を読んでつくづく思う。売れているかどうかわかりませんが、ストーリー的にアフターコロナの成功譚なかたちにまとめているのもマーケティング的にはイケてるのでは。

2020/05/24

[ireadertj]

よくまとまって、読みやすくはあるけど、そこまで新しい情報は正直なかったな。 １個あるとしたら、ボディコピーの３要素は知らなかった。ちょっと業務上使い所がないけどｗ

2020/04/29