内容説明
1万冊の雑誌を作ってきたデザイン会社のノウハウのすべてを公開。
目次
1 ビジネスを編集する
2 編集思考に大切な、5つのステップと5つの文型
3 アイデア体質を作る10の習慣
4 ストラテジー
5 対談
著者等紹介
野口孝仁[ノグチタカヒト]
1969年、東京生まれ。マガジンハウスにて「ポパイ」のエディトリアルデザインを担当。その後、株式会社キャップに4年間在籍し、99年株式会社ダイナマイト・ブラザーズ・シンジケートを設立。人気雑誌のアートディレクション、デザインを手がける。現在ではそのエディトリアル発想を活かし、CI/VI・プロダクトデザイン、サービスアイデア、企業ブランディングワークにも数多く携わる。講師:宣伝会議「アートディレクター養成講座」、「企業のための編集物ディレクション基礎講座」、「デザインシンキング実践講座」ほか。受賞歴:One Showメリットアワー、reddot design award、German Design Award International、IF Design Award、A’Design Award&Competition、日本パッケージデザイン大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たけしー
2
アイデア体質の鍛え方の具体例が書かれているのがよかった。なかでも <判断力を養う>ために、 ・判断した理由を明確にする ・日常生活で自分なりのこだわりを持つ <理解力を深める>ために、 ・ランチを食レポ(みんなでやったら面白そう) を実践したい。 編集とは、ありとあらゆる点(コンテンツ)を集めて編むことであり、「ネタを持ち寄る」→「たくさん語り合う」→「共感ポイント見つける」のステップであり、これにより新しい価値が生まれる。2020/04/02
saorino
1
いいアイデアほど本質に近い場所にいる。発想を広げるには、いかに力まず考えられるかが大事、というのが主旨。 著者の野口さんは、雑誌全盛期のGQや美術手帖のエディトリアルデザインを担当し、東京カレンダーなどの創刊にも携わった人。雑誌フリークの自分にとっては、憧れの一人だ。発想力と瞬発力が売れっ子クリエイティブのそれです。2024/09/14
Mike
0
編集思考という新たな考え方を学べた。ラフで自由な発想やエピソードからニーズを見つけ、インサイトを導き出してコンセプト化する。これまでの仕事がいかに堅い考え方をしていたかを痛感した。もっと、仕事や人生を楽しく考えていきたいと思った。常識を疑い新たな視点を持ち込む。あと、最初に案を出して土台とするのは良いやり方だと思った。主体性を持って進められる気がする2021/07/21
ひより
0
雑誌売場はインサイトの宝庫 / 人物、場所、時間、対比、異素材というニーズの観点からインサイトを発見 / 編集思考はリラックスを重視 / 普段は選ばないものをあえて選んでみる→気付きを仕事に活かせるか? どうすれば新しいものを選ぶ心理ハードルが下がるか?を考える2021/04/28
はな
0
初期の企画は物議をかもすことが狙い、とりとめのない会話から、共感をみつける、など何か触れるものがあった。美術手帖のタイトルと特集の話もおもしろかった。2019/10/21