内容説明
ダイエー、リクルートの光と影。本田宗一郎と藤田田の共通項。幻に終わった「電子立国」…世界で輝くためには何が必要か?
目次
第1章 高成長が“前提”の経営を突然変えざるを得なくなった―1970年代に根付いた縮小均衡思考が今も続く
第2章 リーダーは何を変え、何を変えられなかったのか
第3章 日本企業の挑戦と挫折
第4章 令和に先送りされた構造問題
第5章 アベノミクス超え、新経済モデル構築へ何が必要か
年表 年表でみる経済の動向と企業・社会の変化
著者等紹介
田村賢司[タムラケンジ]
日経ビジネス編集委員、日経トップリーダー編集委員。1981年に全国紙へ入社。88年に日経マグロウヒル(現・日経BP)入社。日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ネットトレーディング編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。マクロ経済、企業経営、税・財政、社会保障などを専門とし、取材領域は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおたん
15
読み応えありました。日本近年の歴史を知ることが投資にも役に立つと思い、読みました。知らないことや生まれる前のことなど、なかなかピンと来ないこともありましたが、米国の影響力を知ることができました。印象に残った言葉「全預金者を債務者にせよ!1989年」「企業の貯蓄率は、91年にはマイナス8.8%で投資超過。バブル崩壊後の95年にはゼロ。以後、一度もマイナス圏に入っていない」この頃から、キャッシュを使わない徹底した守りの経営が始まった。ということ。コロナ禍の今。どうなんでしょうか?と感じました。2021/06/18
スプリント
5
過去を検証し現在と未来の展望が描かれていれば参考になるがそこに力点は置かれていない印象。 2020/07/26