出版社内容情報
「勝つ建築」に 今こそ学べ!
大阪万博、メタボリズム、巨大建築論争--。
時代の傑作55件の「今」をリポート。
未来を切り開く強い意志にあなたは何を思う?
名建築の現状を、イラストとうんちくルポで伝える「建築巡礼」シリーズの高度経済成長期編。大阪万博、沖縄海洋博への進化を検証します。
■主な内容
【特別対談】
「70年大阪万博を輝かせた建築家10人」橋爪紳也 氏(建築史家)×磯達雄 氏(建築ジャーナリスト)
■競争期1965-1967
津山文化センター、大阪府総合青少年野外活動センター、桂カトリック教会、大学セミナー・ハウス、新発田カトリック教会、カトリック宝塚教会、都城市民会館、海のギャラリー、国立京都国際会館、愛知県立芸術大学、長野県信濃美術館、山梨文化会館、古川市民会館、パレスサイド・ビルディング、百十四ビル、大分県立図書館、佐渡グランドホテル、寒河江市庁舎、岩手県営体育館、若人の広場、西宮市民会館
■拡張期1968-1970
坂出人工土地、箕面観光ホテル、萩市民館、霞が関ビルディング、東京国立博物館東洋館、金沢工業大学、イサム・ノグチ庭園美術館、栃木県議会棟庁舎、志摩観光ホテルクラシック、那覇市民会館、佐賀県立博物館、稲沢市庁舎、岩窟ホール、北海道開拓記念館、京都信用金庫、大阪万博鉄鋼館、太陽の塔、お祭り広場大屋根
■転換期1971-1975
希望が丘青年の城、栃木県立美術館、大同生命江坂ビル、中銀カプセルタワービル、瀬戸内海歴史民俗資料館、中野サンプラザ、ロイヤルホテル、宮崎県総合青少年センター・青島少年自然の家、迎賓館和風別館、最高裁判所、北九州市立中央図書館、群馬県立近代美術館、黒石ほるぷ子ども館、アクアポリス、小山敬三美術館
内容説明
「勝つ建築」に今こそ学べ!大阪万博、メタボリズム、巨大建築論争―。時代の傑作55件の「今」をリポート。
目次
特別対談 橋爪紳也氏×磯達雄氏 「2つの潮流」読んだ黒川紀章の眼力―大阪万博を輝かせた日本の建築家+傑作パビリオン(前編)
発展期 1965‐1967(津山文化センター(1965 川島甲士建築設計研究所)コンクリートの「第三の道」
大阪府総合青少年野外活動センター(1965 坂倉建築研究所大阪事務所)キャンプ場の「camp」な屋根 ほか)
絶頂期 1968‐1970(坂出人工土地(1968 大高正人)「人工」の上昇と下降
萩市民館(1968 菊竹清訓建築設計事務所)城下町に現れた「箱舟」 ほか)
終焉期 1971‐1975(豊岡市民会館(1971 京都大学増田研究室(増田友也))コンクリート造形の到達点
大同生命江坂ビル(1972 竹中工務店)未来を先取りしたアトリウム ほか)
特別対談 橋爪紳也氏×磯達雄氏 転機の丹下、挫折で磨かれた磯崎―大阪万博を輝かせた日本の建築家+傑作パビリオン(後編)
著者等紹介
磯達雄[イソタツオ]
1963年埼玉県生まれ。88年名古屋大学工学部建築学科卒業。88‐99年「日経アーキテクチュア」編集部勤務。2000年に独立。02年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師
宮沢洋[ミヤザワヒロシ]
1967年東京生まれ、千葉県育ち。90年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。文系なのになぜか「日経アーキテクチュア」編集部に配属。2016年4月‐19年11月まで同誌編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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