内容説明
心と筋肉を動かす名言の数々。
目次
第1章 筋肉は裏切らない
第2章 筋肉は後悔しない
第3章 筋肉から声が聴こえる
第4章 筋肉は止まらない
第5章 筋肉は燃え尽きる
第6章 筋肉は甘えない
第7章 筋肉は権利である
第8章 筋肉は人を変える―番外編語録
第9章 筋肉は人を幸せにする―番外編語録その2
第10章 筋肉はいかにして鍛えられたか―サンタに鉄アレイをもらった筋トレ少年が筋トレ研究者になるまで
第11章 5分で完全オールアウト!自重筋トレメニュー
著者等紹介
谷本道哉[タニモトミチヤ]
近畿大学生物理工学部人間環境デザイン工学科准教授。公益財団法人日本オリンピック委員会医科学スタッフ。公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟医科学委員。1972年静岡県生まれ。大阪大学工学部卒。パシフィックコンサルタンツ株式会社でトンネル設備設計に従事後、東京大学大学院総合文化研究科修士課程・博士課程修了。博士(学術)。国立健康・栄養研究所特別研究員、順天堂大学博士研究員などを経て、現職。専門は筋生理学、身体運動科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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R
31
筋肉体操で使われたキャッチーなフレーズの数々が、どういう思いや経緯で生まれたかが書かれていて、非常によかった。同番組のファンなので、どの語も脳内で再生できて、そうか前向きな追い込みって、面白いからじゃなくて、本当に大切なんだと感心したのであった。実際は裏切ることもある筋肉だったりもいいのだが、体操そのものの解説が非常によくて、可動域や負荷のかけ方について、狙いがわかって、より精度の高い筋トレができるようになった。とてもよかった。2023/10/12
ドラマチックガス
15
ある朝、NHKのニュースをつけていたところ、なぜか始まった筋トレコーナー。存在感がありすぎる講師役の方がスポーツ選手にインタビューをする。「私は◯◯選手のファンなんです。正確にいうと◯◯選手の▲▲筋のファンなんです」。「好きな筋肉はどこですか?」といったありえない会話。これが谷本先生との出会い。息子たちともどもそのキャラに魅了され、こんな素敵な本を出していたことを知り購入。書いてあることは啓発本にありそうな前向きな言葉。でも谷本先生がいうと素直に読める。筋トレしようかと思い始めてしまう魔書。2024/08/27
Koji Takahashi
11
《「キツい」と「ツラい」は違う》 「キツい」は肉体的(行動的)に大変な様子、「ツラい」は精神的に大変な様子だ。 「キツい」の逆は「楽」で、「ツラい」の逆は「楽しい」ということではないだろうか。 「仕事を楽しいというのはけしからん!」という人がいるが、この違いが分かっていないだけのことだ。 「好きなことを楽しく、そしてキツくやる」というのは自分も周りも幸せにすることだと思う。 世の役に立つことをやって良い「権利」を人は皆持っている。 好きなことで世の中に役立つことを「キツく」やる生き方をしたい。 2020/06/08
とも
9
「みんなで筋肉体操」を監修されてる先生の語録集。個人的には筋トレに対する方向性が違う(というかそもそも筋トレの世界に踏み込んでない)のでトレーニングに関する感銘はあまりなかったのだけど筋トレを仕事、生活、対人など他のものに置き換えると理解が深まった気がします。2021/07/28
たかちん
7
筋トレ愛が満ち溢れている内容。 読中、読了後は無性に筋トレがしたくなるほど、モチベーションが上がる。筋トレ好きな人にはお薦め。2020/02/25