目次
味の明太子―ふくや
Kチェア―カリモク家具
キャンパスノート―コクヨ
一澤信三郎帆布
一保堂茶舗
日本フィルハーモニー交響楽団
TALK 皆川明―ミナ ペルホネン
カルピス―アサヒ飲料
金鳥の渦巻―大日本除虫菊
スーパーカブ―本田技研工業〔ほか〕
著者等紹介
ナガオカケンメイ[ナガオカケンメイ]
デザイン活動家。「ロングライフデザイン」をテーマにD&DEPARTMENTを創設。トラベルガイド『d design travel』発行人。47都道府県に拠点をつくりながら、物販・飲食・出版・観光などを通して、47の個性とデザインを見直し、全国に紹介する活動を行う
西山薫[ニシヤマカオル]
ライター・編集者。デザイン系専門学校の広報にて、販促物の制作に携わる。2004年に独立し、デザイン誌を中心に活動。2009年から朝日新聞社のマーケティング情報メディア「広告朝日」で執筆中。2014年から「日経デザイン」の編集に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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booklight
26
ロングセラーの謎をナガオカケンメイが「つくる」「売る」「流行」「つづく」の視点で探していく、日経デザイン・クロストレンドの連載をまとめたもの。商品に迫れば迫るほど、デザインは商品の一部でしかなく、デザインを含めての商品の魅力・思想・それを実現する生産や販売体制のトータルなバランスが必要なことがわかる。それぞれの商品の見えない努力やあえてやらないことがよくわかった。キャンパスノートは市場調査から嫌われないデザイン、日本フィルハーモニー交響楽団は自ら市場を作り、金鳥はパッケージデザインを変えずに宣伝を変える。2021/08/14
akiᵕ̈
18
掲載されている商品は、どれも身近で馴染み深いものばかり!ロングセラーには、きちんとした理由がそこにはあるんです!どうやってあのデザインが生まれたか、どうやって長く売り続けているのか、どう流行と向き合っているのか、続けるために工夫していることなど、それぞれの商品が出来あがるまでの“ストーリー”を知ることで、ことさらに愛着が湧いてしまう。そこには携わる人たちの“ぬくもり”が間違いなく宿っているから!永谷園のお茶漬けに入っているカード、シウマイ弁当の容器の意味や、ミナの皆川さん、ヤクルトの代田さんの想いは素敵♡2019/10/09
カエル子
3
ドリフのコントで志村けんや加藤茶がかぶっていた白い粉、龍角散なんですってよ!ふつうに小麦粉とかを想像していたけれど、舞台に立つ演者たちの喉に優しい龍角散だったとは驚き。そんな雑学(と呼んで良いものか笑)も手に入る一冊でした。とことんこだわって作り抜いた最初の想いと製品に自信を持って、時代に寄り添いつつも迎合せず、売り続けるための努力も惜しまず怠けない。共通するのはそういう姿勢のようです。とりあえず、HALの無水鍋、買っちゃおうかなー。2022/03/25
Ayumi Shimojoh
2
図書館の本。京都から一澤帆布とお茶の一保堂。 九州からふくやの明太子、ヤクルト、ななつ星。 カリモクって刈谷木工所だったんだ!2019/09/09
Qfwfq
0
★4.52020/07/05
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