出版社内容情報
人手不足は依然として続いており、取り負ける中小企業が多い状況にあります。
実は、こうした中小企業の多くが、自社の魅力をうまく求職者に伝えられていません。
本書は自社の長所をいかに伝えていくか、つまり中小企業に「採用ブランディング」の考えを広め、
人材を確保しやすくするための教科書です。採用ブランディングを活用して採用難を乗り越えたり、
克服しつつある会社のケースを元に、写真とともに分かりやすく解説しています。
さらに、これまで目が向けらえてこなかった「外国人」「高齢者」「障がい者」という人材に注目することで、
この局面を乗り切っている会社もあります。「給与」「残業」「休暇」を工夫して人材を集めているところも。
実際に採用活動に臨んだ若手による座談会では、あえて中小企業に苦言を呈してもらっています。
人材不足に頭を痛めている経営者の皆様に読んでいただきたい一冊です。
内容説明
お金をあまりかけずにスグできる“採用必勝”への法則。岡山の介護施設、鳥取の引っ越し業者、千葉の自動車整備工場…小さな会社に若者がワンサカ集まる理由とは?
目次
1 村尾隆介がすすめる採用ブランディングで成功するために社長がすべき6つのこと(社長のファッションをアップデートする;採用向けの宣材写真をアップデートする ほか)
2 説明会で会社の良さをアピールできていますか?―すごサイに学ぶ、6つのプレゼン上達法(全体の流れを見て、各発表者が伝える中身をつくり込む―サカエ(静岡県浜松市)
欲しい人10カ条を決め、採用対象を具体的に―ラックス(広島県福山市) ほか)
3 「給料」「休日」「残業」で若者に応える―リサーチとケースから考える3大要素(給料と会社の方針はあっているか?;休める会社は作れるのか? ほか)
4 いますぐ人を採用したいときのあの手この手―これから注目される3つの人材とは(外国人労働者に喜んで働いてもらう;高齢者(シニア人材)を活用する ほか)
5 大学生と企業のギャップをアップデート―座談会で若者に聞いた8つの本音
著者等紹介
村尾隆介[ムラオリュウスケ]
中小企業のブランド戦略ブームを起こしたブランディングの第一人者。日経BP総研客員研究員として“すごい採用プロジェクト”を展開。通信制高校で有名な第一学院高等学校で起業家教育を教える先生でもあり若い世代との接点も多々
伊藤暢人[イトウナガト]
中小企業経営者向け月刊誌「日経トップリーダー」発行人。1990年に日経BPに入社し、「日経ビジネス」副編集長、ロンドン特派員、日経トップリーダー編集長、日経BP総研中堅・中小企業経営センター長などを経て2019年4月から現職。企業経営に詳しく、講演、テレビ・ラジオ出演など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けんとまん1007
ジコボー