出版社内容情報
会議を変えるリーダーの質問
セリフと雰囲気をやさしく伝授
本書は、会議でありがちな問題状況を想定し、会議の進行役であるファシリテーターが使うとよい質問を集めています。
例えば、
・話しの長い人、ズレる人へ対処するための質問
・対立、葛藤、混沌に対処するための質問
・結論を1つにまとめられない時に使う質問
など、質問は全部で88個あります。
質問は「何を言うか」より、「どんな雰囲気で、どのように言うか」が重要です。そこで本書では、具体的なセリフを使った「使用例」を詳細に解説し、どのようなときにどんなセリフを使えばいいかを無理なく学ぶことができます。
<質問の例>
「どうしてそう思ったの?」
「○○とは具体的にどのようなこと(状況)ですか?」
「○○を別の表現で言うと何ですか?」
「今議論していることとどのように関係していますか?」
「発言のポイントは何ですか?」
「今の話はこの議題とどのように関係していますか?」
「この件について他の人はどう思いますか?」
「ここまでの話を聞いてどう思いましたか?」
「これができるとうれしいですか?」
「自分で書いてもらっていいですか?」
内容説明
会議で結果を出す。アイデアが湧き出る。チームが動き出す。すぐに使える「魅惑の質問」。メンバーの仕事はリーダーの言動次第。身につけるべきはファシリテーションスキルです。誰でもすぐに使える「質問」の形で紹介します。
目次
第1章 会議がチームの成功を決める(仕事の質を決める4つの質の循環モデル;ファシリテーションとは ほか)
第2章 様々な状況で使える質問(互いの思いや意図を共有するための質問;話の長い人、ずれる人へ対処するための質問 ほか)
第3章 会議の進行に関する質問(会議のプロセスを管理・促進するための質問;時間がなくなってきた時に使える質問 ほか)
第4章 ファシリテーションの良くある質問(「コーチングとファシリテーションの違いは何ですか?」;「ファシリテーションに向き・不向きはありますか?」 ほか)
著者等紹介
新岡優子[ニイオカユウコ]
ビジネスファシリテーション・サービス代表。東京理科大学理学部卒業後、IT開発・コンサルティング会社にて、SE、プロジェクトマネージャー、コンサルタントを経験し、2007年に起業。自身の多様な経験を生かして、ビジネスにおけるあらゆるファシリテーション・サービスを提供する。IT企業、製造業を中心に、ファシリテーションとアクションラーニング(質問会議)を取り入れた、チーム開発、リーダーシップ開発、プロセス改善、会議改善、組織改革を得意とする。ビジネスにおけるファシリテーションのエバンジェリスト兼実施者として、講演、執筆も行う。日本ファシリテーション協会会員、日本アクションラーニング協会認定シニアコーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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